南南・三角協力

JICAの取り組み

JICAの基本方針

JICAは、以下のような事業を複合的に活用して、三角協力を行っています。

1.第三国研修

援助する側の途上国・新興国(=A国)に援助を受ける側の途上国(=B~E国)の技術者を集め、技術指導を行う事業であり、1975年から開始しました。

日本は研修に必要な経費を一部負担するとともに、日本人講師を派遣して研修全体の調整を行ったり日本の最新技術を紹介したりします。

日本が支援する途上国Aに途上国B、C、D、Eから技術者集め第三国研修を行う関係図

第三国研修は、主に過去に日本の技術支援を受けたA国の機関が研修実施機関となります。

2016年度には、参加者の数は年度をまたいだ継続分を合わせて3,483人にのぼりました。

研修参加者数の推移

【グラフ】研修参加者数の推移

近年の主な第三国研修実施国の例

東南アジア:インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシア

大洋州:フィジー

南アジア:スリランカ

中南米:アルゼンチン、チリ、ブラジル、メキシコ

中東:イスラエル、イラン、エジプト、チュニジア、モロッコ、ヨルダン

欧州:トルコ、マケドニア

アフリカ:ケニア、コートジボワール、セネガル、南アフリカ

2.第三国専門家

同様にA国の優れた技術者を、援助を受ける側の途上国(=B国)へ、専門家として派遣する事業で、1995年から派遣を開始しました。

【図表】途上国Aから途上国Bへ第三国専門家派遣を支援する日本の関係図

2016年度には、年度をまたいだ継続分を合わせて66名の第三国専門家が派遣されました。そのうち約8割以上は中南米地域・アフリカ地域に派遣されました。

派遣人数の推移

【グラフ】派遣人数の推移

第三国専門家の主な派遣元国の例

東南アジア:インドネシア、フィリピン、ラオス

大洋州:フィジー

中南米:コロンビア、ブラジル、ペルー、メキシコ

中東:モロッコ

アフリカ:セネガル

3.パートナーシッププログラム

パートナーシッププログラムとは、日本政府と途上国政府との間で合意された他の途上国・地域の開発努力を共同で支援するための総合的枠組みです。現在、下記12カ国とパートナーシップを締結しています。

アジア地域:インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン

中南米地域:アルゼンチン、チリ、ブラジル、メキシコ

中東地域:エジプト、モロッコ、ヨルダン、チュニジア