南南協力

JICAの取り組み

JICAの基本方針

JICAは、以下のような事業を複合的に活用して、南南協力支援を行っています。

1.第三国研修

援助する側の途上国(=A国)に援助を受ける側の途上国(=B〜E国)の技術者を集め、技術指導を行う事業であり、1975年から開始しました。

日本は研修に必要な経費を一部負担するとともに、日本人講師を派遣して研修全体の調整を行ったり日本の最新技術を紹介したりします。

日本が支援する途上国Aに途上国B、C、D、Eから技術者集め第三国研修を行う関係図

第三国研修は、主に過去に日本の技術支援を受けたA国の機関が研修実施機関となります。

2008年度には、33カ国で研修が開催され、参加者の数は年度をまたいだ継続分を合わせて4,006人にのぼりました。参加者数は、過去最高を記録しました。

研修参加者数の推移

【グラフ】研修参加者数の推移

近年の主な第三国研修実施国の例

東南アジア:インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシア

中南米:アルゼンチン、チリ、ブラジル、メキシコ

中東:エジプト、チュニジア、モロッコ、ヨルダン

アフリカ:ケニア、セネガル、南アフリカ

2.第三国専門家

同様にA国の優れた技術者を、援助を受ける側の途上国(=B国)へ、専門家として派遣する事業で、1995年から派遣を開始しました。

【図表】途上国Aから途上国Bへ第三国専門家派遣を支援する日本の関係図

2000年度には、年度をまたいだ継続分を合わせて過去最高の146名の第三国専門家が派遣されましたが、2008年度の派遣人数は64名でした。そのうち53名は中南米諸国から派遣されました。

派遣人数の推移

【グラフ】派遣人数の推移

第三国専門家の主な派遣元国の例

東南アジア:タイ、フィリピン、インドネシア、マレーシア

中南米:アルゼンチン、ブラジル、チリ、メキシコ

中東:エジプト、チュニジア、モロッコ

アフリカ:ケニア、セネガル

3.パートナーシッププログラム

パートナーシッププログラムとは、日本政府と途上国政府との間で合意された他の途上国・地域の開発努力を共同で支援するための総合的枠組みです。現在、下記12カ国とパートナーシップを締結しています。

アジア地域:インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン

中南米地域:アルゼンチン、チリ、ブラジル、メキシコ

中東地域:エジプト、モロッコ、ヨルダン、チュニジア