チャイハネ

第15話「カブール再生への挑戦(3)−カブールの新しい表玄関『新国際空港ターミナル』建設現場から−」

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カブール新国際空港ターミナル完成予想図

日本の無償資金協力によって建設が進められているアフガニスタンの新しい顔、カブール新国際空港ターミナルの建設現場を、4月1日にカルザイ大統領が忙しいスケジュールの合間を縫って視察されました。大統領はかねてより同施設の工事の進捗に強い関心を寄せ、現場視察を希望されていましたが、それが今回ようやく実現した形となりました。(参照:カブール国際空港ターミナル建設計画)

当日は外遊にご出発される前の11時30分に現地に到着し、30分ほど建物内部を熱心に質問しながら視察されました。大統領は、『これまで写真や外から建設中の建物を見る機会はあったが、実際に建物内部を視察してみると想像していたよりはるかに大規模で、とても機能的に設計されていることに驚いている』との感想を述べられました。

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カルザイ大統領 『日本からの継続的な協力に期待しています。』

また、新ターミナルが完成すれば新規でカブールに乗り入れる航空会社も増え、旅客も急増することが見込まれることから、『将来ターミナルの増築の必要性が生じた場合には、引き続き日本に協力をお願いしたい』と継続的な日本の支援への高い期待が示されました。

視察の最後に大統領からは、『今後も工事が順調に進み、1日も早い完工を期待し、完工式典には必ず出席したい』とのお言葉がありました。アフガニスタンの新しい顔がお披露目になるのももう間もなく。発着枠の大幅な拡大や、それに伴う新規航空会社の参入で、空路での移動が一段と便利になります。そして遠くない将来、成田を飛び立てばあとはカブールまで、という時代がくるかもしれません。その時カブールにはどんな日々が訪れ、どんな顔を見せてくれているのでしょうか…。

【アフガニスタン事務所 宮下 陽二郎】