8/27(金) AFRI CONVERSE 2021#5:Working Together For A Prosperous and Peaceful Sahel

2021.08.11

日時:

2021年8月27日(金曜日)

会場:

オンライン(Zoom)

主催:

JICA・UNDP

JICAと国連開発計画(UNDP)は、2022年開催予定のTICAD 8に向けて日本国内で関係者及び関心のある団体・個人様の間でのネットワーキングと意見交換を支援させて頂くべく、対話イベント“AFRI CONVERSE”を隔月共催しています。

2021年第5回目は、「Working Together For A Prosperous and Peaceful Sahel」をテーマに取り上げます。

北のサハラ砂漠と南の熱帯サバンナに挟まれた、アフリカの広大な半乾燥地域であるサヘルは、機会と課題に満ちた地域です。人的、文化的、そして天然資源が豊富で、急成長の可能性を秘めています。例えば、同地域は人口の約65%が25歳以下と若く、人口増加率は世界トップクラスに位置付けられています。こうした資産を持続可能な成長のための動力に変え、地域に平和と繁栄をもたらすべく、多くの国際パートナーが熱心に人々と協働をしてきました。

国連システムは、安全保障理事会決議2391(2017年)に基づき、サヘルに対する国際的支援の中心となる国連サヘル統合戦略(UNISS)の下で介入を実施してきました。同戦略は、ガバナンス、安全保障、レジリエンスといった優先事項に焦点を当て、平和構築のために国家や地域の能力を強化しながら、危機の根本的な原因に対処するものです。

しかし、紛争やCOVID-19の拡大によりサヘル地域の状況は悪化しています。2021年には、2020年初よりも500万人多い約2,900万人に対して緊急支援と保護が必要であるとされており、不安定さが劇的に増しています。

こうした背景を受け、各国の多様な開発の段階を考慮に入れて差別化したアプローチを通じ、緊急かつ包括的なアクションが求められています。大きな課題に対処すべく、特に女性や若者を中心としたコミュニティによる抜本的な変化が切望されており、またそうした努力が既になされています。しかし、依然として、同地域はテロリストグループや自衛の民兵を含む武力的闘争の危機に直面し続けており、人的資本、地方行政、平和と繁栄への投資がこれまで以上に急務となっています。なぜならサヘル地域の情勢は、アフリカだけでなく世界的に影響をもたらす課題でもあるからです。予防への投資、脆弱性の要因への対処、持続可能な平和の構築、危機や衝撃からの迅速な回復が必要とされています。

こうした状況を踏まえ今回のセッションでは、アフリカ・サヘル地域および国境地帯の動向や平和構築への取り組み、課題について議論します。
ご興味のある方は是非ご参加ください。

<登壇者>

●岡井 朝子  UNDP総裁補兼危機対応局長
●加藤 隆一  JICA 上級審議役
●イサ・ラミン ニジェール ディファ州知事(予定)
●上江洲佐代子 政策研究大学院大学(GRIPS)

<モデレーター>

●近藤 哲生  UNDP駐日代表

<プログラム>

19:30~19:35 参加者による投票・連絡事項
19:35~20:05 登壇者自己紹介・プレゼンテーション
20:05~20:30 対話型セッション
20:30~21:00 質疑応答(全体)

場   所:オンライン(ZOOM)
言   語:英語・フランス語(同時通訳)
参加 費用:無料
参加 登録:以下の登録サイトよりご登録願います。

お問い合わせ:

UNDP駐日代表事務所 近藤千華(chika.kondoh@undp.org) Tel: 03-5467-4751
JICAアフリカ部 松村美波(Matsumura.Minami@jica.go.jp) Tel: 03-5226-8260

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