コンサルタント等契約にてコンゴ民主共和国に渡航する業務従事者の救急医療センター(CPU)登録料の取り扱いについて

2018年12月25日更新
国際協力機構 調達部

1. 背景

コンゴ民主共和国において救急医療を受けるためには、信頼できる医療機関に事前に登録料を支払い、会員登録をする必要がある。首都キンシャサにおいて信頼できる救急医療サービスを提供する医療機関は、救急医療センター(Centre Prive d'Urgence:CPU)に限定される。

2. 問題点

CPUにあらかじめ登録料を支払っている場合は、救急時の診察が速やかに行われ、入院時の費用負担も原則不要となるが、未登録の場合は、受診の手続きに時間がかかるのみならず、仮に受診できた場合であっても入院費用や治療費の一部(6,000米ドルから10,000米ドル)をその場で負担する必要がある。

3. 対応

コンゴ民主共和国における特殊事情を考慮し、CPU登録料は必要経費と判断されるため、「その他原価」から支弁すべき海外旅行保険等とは別に、CPU登録料を「雑費」として契約金額に算入することを認める。

4. 積算額

コンゴ民主共和国滞在期間中1人当たり月額55USドル相当額を積算し、契約金額に含めることとする。
なお、登録料は月単位であるため、例えば、滞在期間が8月15日から9月14日と2月にまたがる場合は、2箇月分を積算する。

5. 積算/精算のための手続き【コンゴ民主共和国のみ】

(1)今後公示する案件

業務指示書「第7 見積価格及び内訳書」に次を追記する。

本案件については、滞在期間中の不慮の事故等に備え、「救急医療センター(Centre Prive d’Urgence:CPU)」登録料として、同国滞在期間中1人当たり月額55USドル相当額を「雑費」として計上することができます。

(2)契約交渉中の案件

上記4.を「雑費」として契約金額に加える。

(3)実施中の案件

既契約済の費目間流用又は契約変更等を認める。

(4)精算

CPU登録料をコンサルタントが負担した場合は、精算書類にその証憑書類を付すこと。

6. 適用

2019年1月1日以降の滞在分から上記4.積算額を適用する。(2019年1月1日以降の渡航について旧月額(45ユーロ)を積算する指示とした案件であっても、精算時に証憑書類の確認をもって新月額を認めることとする。)

7. コンゴ民主共和国到着時のCPU登録手続

1)CPUが入るCentre Medical de Kinshasa(CMK)内のCPU登録用オフィスへ赴く。
(オフィスの営業時間は正午12時まで。予約等は不要。)
2)登録申請者のパスポート写しを提出し、滞在月分の登録料を支払う。
3)登録完了(所要時間10分程度)

8. 留意点

1)CPUへの登録手続きはコンサルタントが自ら行うこと。
2)本登録料以外の海外旅行保険等は、従来通り「その他原価」に含まれるものとして精算の対象とはしない。

以上