バングラデシュで初めての縫製工場の耐震改修が完成しました!!

2016年6月27日

JICAはバングラデシュ公共事業局と公共部門の技術者の耐震評価、耐震改修、施工監理の能力向上を目的としたプロジェクト(CNCRP)を2011年に開始しました。CNCRPでは、テジガオンの消防署で耐震改修を実施するなど公共建物の耐震改修の技術支援を行うと同時に、建物の耐震に係る5つのマニュアルを作成し、現在PWDのウェブサイトにも公開されています。

JICAは縫製工場の耐震化も支援しています。DKニットウェアは、JICAが支援している中小企業への金融スキームを使って、銀行からお金を借り、CNCRPからの技術支援を受けることで、1000人の従業員が働く縫製工場の耐震化に着手、2016年1月にバングラデシュの縫製工場で初めてとなる耐震改修が完成しました。そして4月23日、完工証明書がJICAよりDKニットウェアのサイード氏にて手渡されました。

サイード氏は、「当初は、耐震改修によって工場の操業に影響が出るのではと懸念していました。しかし、実際は、建設中も操業を止めることなく、通常通り稼働することができました。私たちは1,000人を超える従業員の安全を第一に考え、JICA耐震改修により安全な工場に改修できたことに満足しています。」と感想を述べました。

現在、CNCRPは新しい技術協力「災害リスク削減のための建物の安全性強化促進プロジェクト」に引き継がれ、複数の公共及び民間の建物が耐震改修中です。また円借款「都市建物安全化事業」でスケールアップし、更なる建物の安全化に取り組みます。

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プロジェクト実施中

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プロジェクト実施中

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完工証明書がJICAよりDKニットウェアのサイード氏に

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耐震工事完成後の工場