「国道一号線橋梁架け替え計画」の起工式開催

2016年5月29日

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起工式で鍬入れを行うJICAブータン事務所山田所長

2016年5月29日、無償資金協力による「国道一号線橋梁架け替え計画」の起工式がワンデュ・ポダン県チュゾムサ橋にて開催されました。起工式には、ドルジ・チョデン公共事業大臣、ソナム・ジグメ県知事ほか多くの関係者が列席し、JICA事務所からは山田所長が出席しました。

ブータンでは、国内の東西をつなぐ唯一の幹線道路が国道一号線であり、交通・輸送網としての重要度が非常に高いにもかかわらず、同区間に架かる橋梁の中には、1980年代以前に設置され、老朽化が進み、かつ幅員・耐荷重ともに現行設計基準を満たしていないものがあります。特にその中でも3橋が架け替えの技術的難易度が高く、ブータン国土の東西コネクティビティを確保する上で課題となっています。

本無償資金協力事業(総予算額約19.56億円)では、国道一号線のチュゾムサ橋、ニカチュ橋及びザラムチュ橋の3橋の架け替えを行うことで、橋梁の性能を向上させることにより、効率的・安定的な運輸・交通の確保を図ることを目指しています。

なお、我が国は、本事業以外にも、無償資金協力を通じて、過去に主要国道における4件の橋梁架け替えを支援しており、ドルジ・チョデン公共事業大臣から継続的な支援に対する謝辞が述べられました。今回の協力が、地域の経済活性化の促進および貧困削減へ寄与することが期待されます。