「安全管理セミナー」の開催

2017年12月7日

12月7日(木)、公共事業省道路局とJICAブータン事務所の共催による、「安全管理セミナー」が、ティンプー市内のホテルで開催されました。この講習会には、ドルジ・チョデン公共事業省大臣、Construction Development Corporation Ltd.(CDCL)(注)のCEO、プンツォ・ゲルチェン氏のほか、多くの関係者が列席し、ブータン事務所からは山田所長をはじめ、4名のスタッフが出席しました。参加者は65名を数え、盛大な講習会となりました。

ブータンではこれまで、工事の予定通りの完工に重きが置かれ、建設工事現場で作業に従事する労働者への、安全面に対する優先度はとても低いものでした。このセミナーでは、現在実施中の無償資金協力事業「国道一号線橋梁架け替え計画」の発注者である実施機関や、中央政府関係省庁、労働安全にかかわる規制官庁等に対して、安全に関する理解及び意識の向上を促すことを目的としました。

本会において、JICA側からは、建設現場を監督、施工する政府関係者や企業に対して、日本における工事安全管理の取り組を紹介し、ブータン側からは、ブータンにおける安全関連法、基準等の現状説明、工事現場や製造現場での健康被害の現状、またCDCL(注)による建設現場での安全に関する取り組みなどが発表されました。活発な質疑応答の後、公共事業省道路局局長によって総括が行われ、閉会となりました。

ブータン事務所では、ブータン国内の建設工事現場における安全配慮、安全管理を重要なテーマと考えており、今後もブータン政府側の意識の向上を促す活動を継続する予定です。

(注)Construction Development Corporation Ltd.は、100%ブータン政府出資による建設施工会社です。

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参加者全体写真

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会場の様子