ボツワナの青年海外協力隊経験者が表彰を受けました!

2019年7月5日

2016年度3次隊・デザイン隊員の善養寺です。今年の1月に任期を終え帰国して、現在はフリーランスのデザイナーとして地元群馬県を中心に、主に官公庁や地元企業の広報・販促物のデザインを請け負っています。私は2017年1月から2年間、ボツワナの首都ハボローネにある国立博物館のテクニカルサポートサービス部門でグラフィックデザイナーとして活動していました。

このたび、配属先だったボツワナ国立博物館の年間表彰にて、2018年の博物館開館50周年式典における装飾物や記念誌の制作チームとして、同僚とともに最優秀チーム賞を受賞することができました(残念ながら任期が終了していたので、ボツワナから賞状と賞金を運んでいただき日本で受け取ることができました。ありがとうございます!)。

ボツワナは国立博物館に限らず、各省庁でよくこのような年間表彰が行われており、前年に活躍した職員の労をねぎらいつつ士気を高めているのだと思われます。

任期中は、私が手に持っているような賞状や、ボツワナ国内の世界遺産を含む観光地の案内看板等のデザインを現地のデザイナーと一緒に行なっておりました。

協力隊員は配属先や活動内容によって、非常に忙しかったりそうでもなかったりと隊員によってさまざまです。決して受け身の姿勢にならず、もし時間があるようなら周りを見回して、自分にできることをいろいろ提案してみてください。私は任期中、自発的にボツワナを紹介する冊子を2冊発行したのですが、任期を終えた今、もっともっとできたことがあったなあと思うことがあります。現役隊員のみなさんには、限られた時間を有効に活用し、充実した2年間を過ごせますよう、日本から応援しています。

【画像】