第4回公衆衛生のための生物免疫開発コースの終了

2010年12月22日

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ブタンタン研究所の第三国研修管理チーム

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研修の参加者

12月07日サンパウロ市ブタンタン研究所で実施されていた「第4回公衆衛生のための生物免疫開発コース」が終了しました。この研修は、第三国研修(TCTP)というスキームによりJICA、ブラジル国際協力庁(ABC)及びブタンタン研究所の協働のもとに実施される国際研修です。

第四回目の今回は、ブラジル人技術者3名のほかに、ラテンアメリカから10名(チリ、コロンビア、エクアドル、グアテテマラ、ドミニカ共和国、ウルグアイ、ベネズエラ)、アフリカから2名(ギニアビサウ、モザンビーク)の計12名の参加があり、大変良好な成果をあげました。コロンビア国立保健研究所からの参加者マリア・カスチロ・ベルトランさんは「研修内容は大変適切なものであり、様々な内容をカバーしているものでした。研修中に行われた技術訪問やミニ・インターンシップは、各研修員の最も興味のある分野でブタンタン研究所職員や技術者と共同で活動でき、研修全体を通じて最もよい機会になりました」と述べました。また各参加者たちはそれぞれの出身機関における研修中に習得した知識の普及のための帰国後の行動計画を発表しました。

また、フォローアップというスキームでのプロジェクトについても具体的アイディアがでました。これによりセミナー実施や現場での技術者へのトレーニングのための専門家派遣、設備の購入、教材の作成などを通して知識を普及するという目的をもった協力です。

ドミニカ共和国の獣医学研究所のウジエル・ジョナタン・ドゥラン・ボウレト氏は「JICAのフォローアッププロジェクトにより、研修中に得られた知識及び新技術を活用する計画作りをすることができます。このサポートにより、自国機関のより多くの技術者を訓練することができますし、ブタンタン研究所で研修中に使用した設備も得ることができます。そしてなにより自分たちの能力を高め私たちの国の公共保健の改善に貢献することができるのです」と述べました。

JICAとブタンタン研究所のパートナーシップは1999年の第三国研修実施の合意から始まり、現在は技術的また科学的協力の新たなフェーズに関して議論しはじめています。この協力スキームにより、ブラジル及び日本の研究者の交流を通して新技術開発を実現することができるのです。