ボリビアにおける地域保健システム向上プロジェクトに対するペルナンブコ連邦大学公衆衛生センターからの専門家派遣の結果

2011年1月19日

2010年11月7日から26日までの期間、ペルナンブコ連邦大学社会開発公衆衛生センターの2人の専門家が、「地域保健システム向上プロジェクト」に参加し、ボリビアにて活動を行いました。同プロジェクトは、2008年4月にボリビアのサンタクルス市で開始されました。

「地域保健システム向上プロジェクト」は5つの柱からなりたっています。

  • 1)注意喚起プログラムの質の改善
  • 2)地域住民の参加による保健の向上
  • 3)関連システムの改善
  • 4)病院経営の改善
  • 5)医療機器の維持管理

当プロジェクトは「FORSAモデル」を通じて健康に関する問題を減少させることを目指し、その創設を支援、地域住民参加型の活動の発展における保健向上委員会を支援することを要な活動としています。

サンタクルス市(政治的に県に分割されている)には19の県の保健管轄区があり、各管轄区は異なる数の市から成り立っています。「地域保健システム向上プロジェクト」の導入実験地区には、12の保健サービス管轄区から構成され、4つの都市、8つの農村があります。

「地域保健システム向上プロジェクト」は、住民の健康促進のために保健制度を支援・強化することを目的としています。個人・家族・地域住民を守るために、衛生に対する意識を形成し、強化するための教育と情報に基づいています。保健部門サービスとの協賛の下、国際協力機構(JICA)は、保健向上委員会のメンバーの養成活動を支援しており、特に女性と5歳以下の子供達を対象とした地域社会の参加を奨励しています。

3週間の間、ブラジル人専門家達は自治体の保健・政策局の長官、サンタクルス市の部局、保健サービス部長など各機関への訪問を実施しました。第3管轄区の保健センターと沖縄移住地保健センターへの訪問のほかに、アンドレス・イバネス管轄区、オビスポ・サンチステバン管轄区、ワルネス保健管轄区、フロリダ管轄区とマヌエル・マリア・カバレッロ管轄区といった所と、保健向上委員会との会議も行われました。

保健委員会の活動計画を監督する目的で、委員会のメンバー、労働者、地域の人々など90名を巻き込んで、8回に渡って会議が行われました。委員会で出された見解に関する情報を共有する目的で、保健委員会の25名のコーディネーター達と、公衆衛生における社会参加と保健監視に関する授業が行われました。決定した活動プログラムを見直して、適応させるために「FORSAモデル」プロジェクトのチームとの連携を目的とした会議も行われました。

58名がバンブー手法を習得し、全員が同方式の模擬実験を実際に見学し、その活動のやり方についてメモを取ることができました。その中から、20名がある地区の住民が実施したバンブー手法に関する授業を見学し、その後の評価会議で、それぞれの印象を述べ、疑問を解決することができました。

以下、地域社会から提案された内容

  • 健康に関する真の必要性の調査のために、地域ごとの迅速な参加型診断の実現
  • 市においてバンブー手法適用のための担当スタッフによる計画作成

JICA ブラジル事務所
中川 マリーナ