松本外務大臣による円借款2案件の交換公文の同時署名

2011年6月30日

6月30日、ブラジリアにて、松本外務大臣とアントニオ・デ・アギアール・パトリオッタ外務大臣により円借款2案件の交換公文(E/N)が署名されました。両案件の概要及び特徴は以下の通りです。

サンパウロ州無収水対策事業

実施機関:
サンパウロ州上下水道公社
借款金額:
335億8,400万円
案件の概要:

サンパウロ州において、給水管、配水管、水道メーターの更新等を通じた上水道関連インフラの整備を行い、無収水対策を進めることで、水の有効利用と安定供給を図ります。

実施機関であるサンパウロ州上下水道公社には、JICAが過去に技術協力を実施しており、本事業はその成果も踏まえたものです。また、第三国研修を通じ、同機関の保有する経験を中南米各国への波及に取り組んでいることも特徴です。

ベレン都市圏バス交通システム整備事業

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混雑した道路の様子(2011年3月撮影)

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完成予想図(イメージ)

実施機関:
パラ州戦略プロジェクト特別局
借款金額:
164億1,200万円
案件の概要:

交通渋滞が問題となっているべレン都市圏において、交通渋滞の緩和やそれに伴う温室効果ガスの排出量の削減を図るため、優先・専用バスレーンの導入、バス専用道路建設及びバスターミナルの新設等、幹線バスシステムの整備を実施します。

パラ州政府はCDM案件として国連CDM 理事会に申し込む予定であり、承認された暁には、バス交通システムにおいては世界で3番目のCDM案件となる可能性もあります。

JICAブラジル事務所
石黒 亮