草の根技術協力事業・アクレ州の水銀汚染健康モニタリング強化プロジェクト開始!!

2011年7月29日

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去る6月、ブラジリアにて今年度採択されました草の根技術協力事業「ブラジル・アクレ州の水銀汚染健康モニタリング強化プロジェクト」の合意文書の署名がJICAブラジル事務所の芳賀所長及びエバンドロシャーガス研究所(パラ州ベレン市)のエリザベッチ所長との間で行われました。

当プロジェクトは、アクレ州内に設置が計画されている水銀汚染モニタリング拠点を最大限に活用し、隣接国(ボリビア、ペルー及びコロンビア)へ水銀汚染モニタリング技術(南南研修)が普及することを将来的な目的とし、プロジェクト目標である「保健省及びエバンドロシャーガス研究所が計画している水銀汚染モニタリング拠点がアクレ州で稼動する」及び「メチル水銀による住民の健康被害予防にかかる健康教育・啓発活動能力が向上する」の達成を目指して活動が行われます。

本案件の提案を行った熊本県水俣市は、パラ州ベレン市との姉妹都市関係にあり、水俣市、国際水銀ラボ及び国立水俣総合研究センターが日本側の実施機関となり、3年間のプロジェクトを実施します。

第一年次の専門家派遣は7月30日から10月8日までを予定しており、パラ州ベレン市及びアクレ州リオブランコ市における技術者の育成、また、将来的な目的の達成のためにも、現段階からエバンドロシャーガス研究所で研修を受けているコロンビア人及びペルー人6名に対しても技術指導を行う予定です。

9月12日から16日にかけては、PAHO(Pan American Health Organization)との協議も予定されており、今後の国際的な展開も期待できます。

JICAブラジル事務所
西川 ケーリ