グァタパラ移住地49周年祭

2011年8月1日

2011年7月2日、サンパウロ州グァタパラ市モンブッカ地区(サンパウロより約280Km)にて、第49回グァタパラ移住地入植祭が盛大に行われました。

この地域は1908年に第一回のブラジル移民として笠戸丸で渡伯した781人の日本人移住者のうち88人が配耕された6つの農場のうちのひとつ、ファゼンダグァタパラのあった地域です。笠戸丸以前の最盛期にはコーヒー211万本から30万俵のコーヒーを生産するとともに、耕地内に鉄道の引込み線をも設置し、南米一の模範農場と言われたといいます。

現在の移住地は1962年に海外移住事業団(現JICA)が創設した移住地です。地域の日系団体であるグァタパラ農事体育文化協会に属する日系家族は110戸で、主に養鶏を行っています。また、低湿地の広がるこの地域ではハス、レンコンの栽培が盛んで、ブラジルでも有名であります。

式典は、グァタパラ農事体育文化協会会館で行われ、地元だけでなくサンパウロ市などからも多数参加し、約300人が出席しました。ウェウソン・ガスパリニSP州議員、パウロ・エンリケ・シエナ市議会議長、サミル・ヘドノ・ソート市長、成田在SP日本総領事館領事部長、木多SP文化福祉協会会長、菊池SP援護協会会長、園田全国都道府県県人会会長が来賓として出席され、JICAブラジル事務所芳賀所長が挨拶しました。

式典の冒頭で行われた墓地での先駆者追悼式では、同移住地に入植されこれまでに亡くなられた方々の供養とともに、本年3月11日の東北大震災で亡くなられた方々の供養も同時に行われました。

入植祭では農産展及びグァタパラ日本語学校児童による踊り、和太鼓及び芝居等が行われ、盛り上がりました。

JICAブラジル事務所
村上 ヴィセンテ