第2回大規模河川流出量計測の国際研修:計測技術

2011年9月30日

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9月3日、アマゾナス州マナカプルス市において開催されていた「第2回大規模河川流出量計測の国際研修:計測技術」が終了しました。

同研修は、ブラジル国家水資源庁(ANA)、ブラジル国際協力庁(ABC)、JICAの間の協力の下、第三国研修の枠組として実施されました。今年はブラジル各州からの参加者のほかに、アマゾン川流域の4カ国(コロンビア、ペルー、エクアドル、ベネズエラ)から12名の専門家が参加しました。

三機関の協力は2010年に開始され、大規模河川における流出量の計測に利用されている技術・手法の普及を通じて、アマゾン川流域における水資源の統合的管理に関する対話の促進に共同で貢献しようと尽力してきました。

流域国で得られた情報の共有は、ブラジルにおける水資源の管理とモニタリングにとって必要不可欠です。

以下、研修に参加したコロンビアのコーポアマゾニア社のサンドラ氏の所感です。

2011年8月25日から9月3日まで、ブラジルのマナウス市とマナカプル市にあるモニタリング観測所にて実施された第2回大規模河川流出量計測の国際研修に、アマゾン川流域国(コロンビア、エクアドル、ペルー、ブラジル)の政府機関の代表者が参加しました。

具体的には、環境当局、水資源・水理学研究所、公共事業を実施する機関からの参加です。技術コースの研修は、ブラジル国家水資源庁(ANA)の研修担当者たちにより完璧に実施され、彼らは大規模河川における流出量の測量に関連するすべての情報・知識を得ただけでなく、彼らの数年間に渡る仕事で得た重要な経験と知識がブラジル、他国に共有されました。その中でも、モアシル博士は、マナカプル市の美しい日没の下、歌と笑い話で和やかな一時を過ごさせてくれただけでなく、彼の仕事上の経験と体験談を面白可笑しく語ってくれた事で、参加者の理解を助けました。

同研修は三段階で実施されました。第一段階では、マナウス市でワークショップを適用する技術委員会による公式の発表が行われた後、知識と技術の移転に関わった機関の代表者に加え、選抜された外国人とブラジル人の研修生達により、大規模河川の流出量を計測するための数学モデルに関する討議が行われました。

同研修の第二段階は、マナカプル市で実施され、7日間に渡って、大規模河川における流出量を測量するための様々な技術(停泊中の船舶・航行中の船舶による測量法・音響測量器による測量法)の進歩に関する講演が行われました。これらのワークショップにおいて、異なる国の参加者で構成される5名のグループを形成することで、研修生達の各々の経験の共有を通じた相乗効果を生み出すとともに、外国人研修生とブラジル人研修生がより交流を深められるように配慮しました。各グループはデータ収集と情報処理の行列の展開を遂行し、変数となる各事項の実現に積極的に参加し、獲得した知識を最大限に活用するという目標を達成しました。

最後に、9月2日、ソリモンエス川におけるモニタリング活動の最終発表が行われ、各グループの代表者が、その結果、計測方法の利点・不利な点、改善すべき点を非常に簡潔で明快な形で発表しました。そのほか、すべての外国人参加者たちが習得した知識と技術の実践に移すための各自の活動計画を発表しました。

研修生だけでなく、ブラジル国家水資源庁(ANA)とブラジル地質調査所(CPRM)の代表者の責任感と意欲を高めることは重要です。なぜなら、この要素が満たされたことで国家間の交流と協力が可能となり、第2回大規模河川流出量計測の国際研修を成功に導いたからです。