「第一回南米諸国連合(UNASUR)保健に関する国際協力フォーラム」地域間連携を促進する初の会合をJICAが後援

2011年2月6日

2011年11月23日〜25日リオデジャネイロで第一回南米諸国連合(UNASUR)の保健分野分化会合であるRedessur-Oris(La Red de Oficinas Internacionales y de la Cooperacion Internacional en Salud de la Unasur) 主催、当機構後援による第一回保健に関する国際協力フォーラムが開催されました。

本会合は、半年毎にUNASUR参加各国の保健政策、国際協力に関するアクションプランを作成し、その発表を行う会合として合意されており、今回の会合はその最初の会合として、各国の保健政策に係る政策指導者、実務者、国連を始めとした国際機関、ドナー国他、約300名の参加の下、1)加盟国間の連携した国際協力と人道援助、2)国際、地域統合によるグローバルイシューへの対応、3)複数の課題が重なった国際問題の解決をテーマに活発な議論が行われました。

JICAはこれまで行ってきたブラジルでの南南協力、三角協力支援の経験を基に、援助国と被援助国といった枠を超えて各国が連携し、地域間の問題、グローバルイシューへの対応している事例を日伯の三角協力を事例に説明を行うとともに、その解決に向けた事例として現在実施中の『ろう者組織の強化を通した非識字層の障害者へのHIV/AIDS教育 フェーズ2』(通称:プロジェクトたんぽぽ)で行われているHIV/AID予防啓発のための寸劇を参加者に対して披露しました。

南米各国では、地域内の協力はもちろんのことながらハイチ復興支援等地域外への協力も活発に行われつつあり、各国がこのような会合で協調し、援助の効果を高めていくことが必要であり、我が国としても、特に国際協力を協調して行うためのパートナーシップ協定締結国(ブラジル、チリ、アルゼンチン)や三角協力を実施中の国と連携を強化していくことが重要です。地域間の連携に向けてJICAはこれからも協力を進めていきます。

本会合のプログラム等、詳しい情報は以下ホームページ(ポルトガル語、スペイン語)をご覧ください。

連邦政府 健康ポータルサイト

http://portalsaude.saude.gov.br/portalsaude/redessul/default.htm

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国際保健協力について、南南協力、三角協力の視点から議論が行われ、JICAからは、三角協力の有効性について事例を交えて発表を行いました。

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『プロジェクトたんぽぽ』のメンバー。ろう者、健常者を対象に、寸劇を通じたHIV/AID予防啓発・教育をペルナンブコ州で展開中。