日本、ブラジル電気・電子製品廃棄物リサイクルセミナー

2013年3月1日

  1. 開催の背景

    ブラジルでは、近年の経済発展に伴い廃棄物の排出量が大きく増加傾向にある。全国の固形廃棄物発生量は、2000年には1日あたり14万9千トン余りであったが、2008年には、1日あたり18万3千トンと2割超も増加している。増加し続ける廃棄物をブラジルではほぼ全量(97.5%)埋立処分(衛生埋立、管理埋立、オープンダンピング)しており、それ以外の処理はリサイクルが1.4%、コンポストが0.8%、焼却が0.03%となっている。ブラジルは広大な国土を有するとはいえ、都市近郊の埋立地は容量が少なくなってきており、それに対応するため、2010年8月に国家固形廃棄物政策法を制定、12月には実施細則が公布され、中央政府、地方政府、企業、市民の間の責任分担に基づく固形廃棄物の統合的管理体制の強化を図っている。しかしながら、実施にあたって必要な技術や経験の蓄積がブラジルには不足しているものもあり、かかる施策の実施にあたって困難に直面している。

    本セミナーは、上記ブラジルが抱える問題に対し日本の技術や政策を紹介するとともに、今後大きな可能性が見込まれる電気・電子製品廃棄物(E-Waste)のリサイクルに関し当該課題の解決に向けた両国間の交流・協力を促進するとともに、廃棄物関連施設、サービス市場に対し関心を抱いている日本企業のブラジルの廃棄物管理への理解を深めることを目的としている。

  2. 主催:独立行政法人国際協力機構(JICA)、ブラジル開発商工省(MDIC)、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)
  3. 日時:2013年3月12日(14時〜)、13日(9時〜)
  4. 会場:ブラジリア 全国工業連盟(CNI)
  5. 想定規模:最大参加者数150名程度
  6. 言語:日本語、ポルトガル語 同時通訳
  7. 参加機関(予定)

    【ブラジル側】

    • ブラジル連邦政府機関(開発商工省、環境省、鉱山エネルギー省、科学技術省、IBAMA、SUFRAMA, SEBRAE)
    • 州・市政府(ブラジル全27州+サンパウロ市、カンピーナス市、サンジョゼドスカンポス市、リオデジャネイロ市、ベロオリゾンチ市、クリチバ市、マナウス市、ソロカバ市等)、市政府環境協議会(市政府の環境政策推進機関)、全国市政府連盟
    • 業界団体等(ELETROS、ABINEE、ABREE、小売業界代表、カタドール協会代表)

    【日本側】

    • JICA、JETRO、環境省、経済産業省、北九州市、日本企業
  8. ご参加方法

    3月8日(金)までに以下ウェブサイト(ポルトガル語)でお申し込みをいただきますようお願い致します。参加定員に達し次第、お申し込みを締め切らせていただく場合がありますことご了承下さい。なお、開催当日は入退場自由、入場無料です。

  9. セミナープログラム

    1日目 ( )内は発表予定者
    13:00 入場登録開始
    14:00 開会あいさつ(伯開発商工省大臣、伯環境省大臣、日本大使館、JICA)
    14:30 日本のE-Wasteリサイクル概要(経緯、法制度・しくみ、オペレーションの実態、消費者の意識・知識増進のための活動、課題)(経済産業省、環境省)
    15:15 質疑応答・ディスカッション
    16:00 ブラジルのE-Wasteリサイクルの経緯、検討されている法制度・しくみ、課題(伯開発商工省、環境省, ELETROS、ABINEE、ABREE)
    16:30 ブラジル州政府のE-Wasteリサイクルの取り組みの紹介(州政府代表)
    17:00 質疑応答・ディスカッション
    17:30 閉会
    2日目
    08:00 入場登録開始
    09:00 日本のE-Wasteリサイクル関連技術の紹介1)(E-Waste回収・管理、解体・再利用)(DOWAエコシステム株式会社)
    09:45 日本のE-Wasteリサイクル関連技術の紹介2)(材料分別、資源回収・再利用)
    10:30 質疑応答
    11:00 コーヒーブレーク
    11:30 ブラジルのE-Wasteリサイクル関連技術の紹介(伯リサイクル協会もしくは業者)
    12:00 質疑応答
    12:30 昼食
    14:00 地方自治体における家電リサイクル促進の取り組み(北九州市)
    14:45 質疑応答
    15:15 地方自治体における家電リサイクル促進の取り組み(伯市政府)
    16:00 質疑応答・ディスカッション
    17:00 閉会あいさつ(MDIC, JETRO)