草の根技術協力事業「サンパウロ州小学校教員の環境教育指導力の向上事業」の開始

2014年10月20日

2014年8月、草の根技術協力事業「サンパウロ州小学校教員の環境教育指導力の向上事業」が開始しました。本事業の実施団体であるしまね国際センター及び島根大学より専門家3名が来伯し、9月23日〜29日にかけて、カウンターバー団体であるサンパウロ州カサパーバ市役所の協力のもと現地調査を実施しました。訪問中は伯側の関係者との協議や市内公立校3校、モソータ自然公園、下水処理施設、パライーバドスル川等、本プロジェクトと関係する箇所への訪問が行われました。

本事業は、市内の小学校教員への環境教育に関する研修を通じた児童の環境への意識の向上を目的としており、しまね国際センターは現地に即した環境学習プログラム及び環境科学教材の開発に取り組んで行きます。

今回、草の根技術協力事業へ提案された島根県では、以前から県内の学校での環境学習・環境活動に力をいれており、島根県・島根大学の共同により開発された汎用性の高い環境教育プログラムを、県内の小中学校で活用されております。島根県出雲市の小学校6年生坪田愛華さんの遺作である『地球の秘密』は国連グローバル500賞を受賞され、11ヵ国語に翻訳されるなど世界的も著名となっています。

しまね国際センターは上記の県境教育における経験をカサバーバ市と共有し、児童の環境意識の向上を通じた現地の環境課題へ取り組みに貢献していく予定です。未だ開始され間もないものの、ブラジル側のプロジェクト関係者からの期待は大きく、「既に、市の未来を担う子どもたちが環境問題・持続可能な開発に対する高い意識を持つことによって、カサパーバ市のみならず周辺地域の改善を想像している」と言及されました。

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プロジェクト関係者協議

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カサパーバ市内小学校視察