日本人ボランティアによる野球振興

2015年7月6日

日本では非常にポピュラーな野球やソフトボールは、当国では導入されてまだ間もない。この競技を通しての青少年育成を目的として、ブルキナファソ野球・ソフトボール連盟は2008年以来JICAとのパートナーシップを続けている。これまで、3名の長期野球隊員が同機関に派遣され、同競技は徐々にではあるが着実にブルキナ人の関心を引き、クラブチームの数も増えて来ている。

2015年になって、野球が「初等教育スポーツ・文化機構(以下OSCEP)」に正式競技として登録されることになったが、そのことはこれまでの隊員の忍耐強い支援、連盟の行動力そして選手たちの技術向上が認められたことの証であり、連盟にとっては大きな意味を持つ。3代目野球隊員として2013年3月に当国に赴任した杉山弘樹隊員(平成24年度4次隊)は教員あるいはクラブチームの選手と共に、2014年から首都ワガドゥグの小学校4校、2015年から近郊のクブリにある小学校1校において、小学生への野球指導を開始しており、OSCEPの事業の一環として今年5月に首都のゾゴナA小学校で開催された初の小学校対抗野球大会には、これら5校の選手達が出場、大盛況のイベントとなった。次回大会に向け、どの選手もこれまで以上に練習に励むに違いない。

連盟長であるンジャイ・イブライム氏は、「日本人ボランティアの支援のお蔭で、野球を楽しむブルキナ人が増えて来ています。選手のレベルは確実に向上し、現在日本のプロ野球チームで練習生として活躍する選手を輩出するまでになっています。このことは我々ブルキナファソ野球関係者の誇りです。」と、協力隊員の貢献を称えた。

実際、当国への野球隊員の派遣が始まった2008年当時は30名だった競技人口は、現在では400名近くまで増えており、今後もパートナーシップの継続が期待されている。

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優勝したラミザナ小学校の選手たち

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応援するチームの活躍に喚起する児童ら

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ボールを打つ女子選手(右)、審判をするクラブチームの選手(手前)