幼児教員アシスタントの「子供中心の教育」入門

2015年7月6日

2015年5月11、12、13、15、16日の日程で、首都ワガドゥグのボゴドゴ地区の幼稚園にて、同地区に所在する私立幼稚園で幼児教員のアシスタントをする女性32名を対象に、能力向上研修が実施された。同研修は、通常なかなか研修を受ける機会がない私立幼稚園の無資格職員に子供中心の教育のアプローチを学んでもらい、より良い保育を実践してもらおうという趣旨で、同地区の幼児教育視学官事務所が企画し、幼児教育隊員2名のサポートを得て実施されたものである。

舟津香菜美隊員(平成25年度1次隊)は、同研修を通して、子供中心の教育を実践するための具体的な方法、例えば子供たちにモチベーションや楽しみを与えることが出来るような遊びや創作活動、身の回りにあるものを利用して作ることが出来る教材などを多数紹介した。幼児教諭アシスタントらは、5日間の研修を終えて、今までよりも質の高い保育を実施して行く自信を持つことが出来たと大いに満足している。

同研修の発案者であり講師も務めた視学官HIEN Rasmata女史は、2006年に幼児教育に関する本邦研修に参加した経験を持っており、これまで自分が管轄する視学官事務所に派遣された4代にわたる幼児教育隊員の貢献度を高く評価している。また、昨年同本邦研修に参加した幼児教員もその経験を還元すべく、今回の研修の中で子供中心の教育に関する講義を行った。両名とも今回の研修の有用性を確信しており、今後も幼児教育隊員と一緒に同研修の対象を拡大していくことで、幼児教育従事者の質の向上を図りたいと考えている。

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3色のチョークの粉から様々な色の絵具を作る方法の紹介

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研修に参加した幼児教員アシスタント