ワヤルガン地区の幼稚園で、『夏休みクラブ』を兼ねた幼児教育研修

2015年10月2日

2015年7月6日〜24日、ワガドゥグのワヤルガン地区にある公立幼稚園にて、幼児を対象にした夏休みクラブ(注)が実施された。2クラスに分けたクラブの活動に参加した子供はおよそ60名。この夏休みクラブは、『子供中心の教育』のアプローチを習得したいと希望したワガドゥグ市内の特定の幼稚園の教員らに、実践研修を提供することを主眼としている。講師役は、幼児教育隊員2名と昨年JICAの本邦研修に参加した教員1名。12名の教員は、『子供中心の教育』を実践しながら、4歳から6歳までの子供たちと一緒に3週間を楽しく過ごした。

この研修は論理よりも実践を重視しており、夏休みクラブの実施の中で、教員らは同アプローチについて多くのことを学びつつ、それを直に実践に移していった。子供たちは、教員らの指導の下、普段以上にやる気や自発性を持って、歌、踊り、お絵かき、ぬり絵をなどに取り組み、また、ダンスを取り入れたスポーツを楽しんだり、興味を持ってお話を聞いたりしていた。今回のイベントを通して、子供たちは新しい友達を作り、新しい遊びを覚え、新しいことを沢山学ぶことができた。

7月24日の最終日のセレモニーは、全員で盛り上げた。子供たちは自分が描いた絵を教室に飾り、ブルキナと日本のダンスを披露した。また、教員や隊員らと一緒にミニ運動会も実施した。教員らは、自分たちの参加目的が達成されたことに満足しているとコメントした。研修を通して効果を実感した『子供中心の教育』のアプローチを、今後自分のクラスで実践していく自信も持てたようである。ノングルマソン地区の視学官は、教員が今回の研修を通して新しい教育アプローチを習得し、自身の能力を強化できたのは、各自が好奇心と向上心を高く持っているからだと教員らを称賛し、また、子供たちには毎日休まずに参加したことを褒め、残る夏休みを元気に過ごしましょうと声を掛け、夏休みクラブは和やかな雰囲気で幕を閉じた。

(注)当国の多くの都市では、主にNPOが、夏休み期間中の子供に対して啓発・教育・娯楽の機会を提供することを趣旨とした『夏休みクラブ』と呼ばれる活動を実施している。

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隊員が見守る中お絵かきに没頭する子供たち

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子供たちの作品を掲示する教員