【農業】「全国低湿地開発計画策定プロジェクト」による低湿地開発データベース公開!

2018年6月5日

日本人にはあまり聞きなれない「低湿地」。年間400ミリメートル~1,100ミリメートルという限られた降雨量に加え起伏に乏しい平坦な地形のブルキナファソにおいて、低湿地は農業において重要なポテンシャルを秘めています。

合計50万ヘクタールあると言われる低湿地の中から開発ポテンシャルを有する場所を特定し、不安定で少ない雨水を有効活用して農業開発に繋げていくことを目的としてデータベースが構築されました。

データベースは全国62,953ヶ所の低湿地について位置情報や面積だけでなく土壌の種類、植生、降水量、近隣の人口などの100以上項目についてのデータが詰まっています。

データベースの構築には、最新のGIS・リモートセンシング技術を導入しています。衛星データの解析を通して、雨期に一時的に湛水した状況を確認することにより、開発に適した低湿地を抽出しました。

ブルキナファソ政府が調査した既存データがありましたが、信頼できる緯度経度の記載があるものは少なく、また、村名も地図と綴りが違うなどの理由から、低湿地の位置を確定するために村の名前を1ヵ所ずつ確認する地道な作業もありました。

このデータベースがブルキナファソの農業水利省が農業開発の際の一助になるとともに、他の低湿地開発に着手している援助機関へも広く活用されることを期待しています。

データベースはこちらから見ることができます。

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未開発の農地

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開発された畦畔

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データベースの説明会