JICA関係者がブルキナファソ政府より勲章を受章:長年の開発支援が評価

2019年12月6日

2019年12月6日、ブルキナファソにおいて、同国の開発を長期にわたり支援してきた国際協力機構(JICA)関係者2名が、ブルキナファソ政府より「ブルキナファソ勲章」を受章しました。この勲章は、ブルキナファソ国およびその国民に対し多大な功績を納めた人物に授与される国家勲章であり、今回の叙勲者は498名。JICA関係者はこのうち勲五等(Chevalier de l'ordre du mérite Burkinabè)に叙されました。

受章したのは小林丈通JICAブルキナファソ事務所長と桑畑美津子企画調査員。叙勲式は、毎年12月11日に開催される国家独立記念式典に先立つ12月6日に大統領府において、池崎保ブルキナファソ国駐箚特命全権大使など関係国の大使・関係者・関係閣僚臨席のもとで行われました。JICA関係者がこの勲章を受章するのは初めてのこととなります。

JICAは2000年の青年海外協力隊員派遣を皮切りに、教育、農業、インフラ開発、保健衛生などの分野で対ブルキナファソ開発支援を継続しています。今回の受章に際しJICAは、これまでに1043教室を建設した小学校建設事業に代表される基礎教育分野への支援、また、近年の治安情勢の悪化に屈することなく同国への支援を継続している姿勢が大きく評価されたものと考えています。

JICAは、これまでブルキナファソの開発支援に携わっていただいたすべての関係者の皆様への感謝の気持ちを忘れることなく、引き続きブルキナファソでの事業を展開させていただく所存です。

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式典の模様

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授かった勲章