プノンペン補習授業校の社会科見学:プンプレック浄水場

2013年6月1日

プノンペン補習授業校の社会科見学が6月1日に開催され、小学1年生から中学生までの42名の児童生徒と16名の引率教師と保護者の方々が、日本の支援によって改修・拡張されたプンプレック浄水場を見学しました。

当日は、鉱工業・エネルギー省に派遣されている野中博之専門家が、プノンペン水道の沿革、プノンペン水道に対する日本の協力とプノンペン水道公社の実績について、そして浄水場の仕組み、水道の大切さなどをわかりやすく説明。その後、プンプレック浄水場を見学し、浄水の仕組みを五感を通じて学びました。

プンプレック浄水場は、チュロイチョンワー浄水場、チャンカーモン浄水場に続き、1966年に建設されました。その後、日本政府の支援により1995年に改修工事、そして2000年〜2003年には日本の無償資金協力事業「プンプレック浄水場拡張計画」により拡張工事が実施され、一日の生産能力は、100,000立方メートルから150,000立方メートルまで増加しました。また、2013年6月には、日本の有償資金協力支援「ニロート上水道整備計画(2009年〜2013年)」により、プノンペン市内に4つめとなるニロート浄水場が建設されました。

当日の感想(抜粋)
「すごいと思ったことは、1日24じかん休まずに、水どうこうしゃでしごとをしている人がいることです」(小学2年生)
「トンレサップから取水した、にごっている水を、浄水場できれいにするというのを見て、すごいと思いました」(中学2年生)
「きれいな水に感謝して生活していこうと思いました」(中学2年生)

【写真】

浄水場見学の前に、プノンペンの水道と日本による協力について話を聞く子供達

【写真】

水源であるサップ川から浄水場に送水された水と浄水場できれいになった水道水を比較し、浄水場の役割を実感しました。

【写真】

ジャーテスト(凝集剤の注入率を判断する為の水質分析)の様子を興味深そうに観察する生徒達

【写真】

中央監視室にて、取水から配水まで各処理工程の設備や水量・水圧等について監視している様子について説明を受けました。

【写真】

河川水が浄水場に取り込まれろ過されていくまでの過程を順番に見学しました。この日は、清掃の為、沈殿池の水が抜かれており、沈殿池の中の様子を見ることが出来ました。

【写真】

見学の後、浄水場のモデルを見ながらのおさらい。時間いっぱいまで生徒達からとても多くの質問が出されました。子供達にとってもとても興味深い社会科見学となり、水道を身近に感じることが出来た様子でした。