「下水道未整備地域における公共バイオトイレシステムの普及・実証事業」ヤウンデ大学Iと合意文書締結

2016年9月8日

2016年9月1日(木)、カメルーンで初めてとなる中小企業海外展開支援事業「下水道未整備地域における公共バイオトイレシステムの普及・実証事業」開始を前に、梅本JICAカメルーン事務所長とヤウンデ大学Iのモーリス・オレリアン・ソソ学長の間で、実施合意文書が署名されました。

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署名前最後の確認を行う梅本所長(中央左)とソソ学長(中央右)。右側は学長顧問と大学の設備課長

カメルーンの首都ヤウンデでは、断水が多く、下水システムが十分発達していないことから、公共の場(市場、市内の公園、市役所や大学等)に設置されている既存の公衆トイレは劣悪な衛生状態のまま放置されています。また、溜まった汚物の処理、肥溜めの施工が不適切であることから、土壌や河川の汚染等の公害、不衛生な環境による感染症の蔓延等、様々な問題が発生しています。

こうした課題を解決するため、大分県の合同会社TMT. Japanは、地元大分県企業が開発した自己処理型バイオトイレ「バイオミカレット」のカメルーンでの実証試験を実施することとなりました。今回の普及・実証事業では、ヤウンデ大学Iの他、ヤウンデ市とも連携し、カメルーンにおけるバイオトイレの適合性の実証と課題の抽出を行っていきます。

署名後、ソソ学長からは、本事業への謝意と共に、これをきっかけとした高等教育レベルでの日本との協力にかかる高い期待が表明されました。今後、ヤウンデ市と同様の合意文書を締結した上で、いよいよ実証事業が始動します。

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署名後握手を交わす梅本所長とソソ学長