チャドからカウンターパート・ミッションを受け入れ

2017年3月22日

2017年3月7日(火)から10日(金)まで、チャドの援助窓口機関である経済・開発計画省、農業・灌漑・農業機械省、保健省の代表3名がカメルーンへ来訪しました。滞在中は、カメルーン事務所ナショナル・スタッフによる日本の国際協力にかかる政策や基本方針、JICA事業の枠組み等にかかる講義を受けた他、カメルーンにおける協力事業の視察や、専門家、C/Pとの面談を通じ、日本の国際協力にかかる理解を深めました。

チャドでは2006年のJICAフィールド・オフィス閉鎖後は、研修事業を除き、本格的な協力は中断されたままとなっていました。しかし、2016年には、アフリカ連合(AU)議長国としてチャド大統領が伊勢・志摩サミット・アウトリーチ会合へ参加、またTICAD VIでは、日本、ケニアと共に、共同議長を務めるなど、首脳レベルでの交流が行われました。近年の治安情勢の改善も受け、今後、本格的な協力を再開するための議論が開始されています。

今回の訪問中、来訪者2名が元JICA研修員で、チャド帰国研修員同窓会“AT/JICA”の代表であることから、カメルーンの帰国研修員同窓会代表らと、双方の活動状況や今後の計画につき活発な意見交換が行われました。また、チャドへの協力事業に携わるカメルーン事務所ナショナル・スタッフとも、連絡調整体制の強化や手続きの確認等、遠隔で実施する業務の円滑化へ向け話し合いが行われました。

短い滞在期間でしたが、今回のミッションを契機に、日本・チャド・カメルーン3か国のJICA関係者がチームとなって、緊密に連携・協力して、チャドを支援していくという認識を共有しました。

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ODAの仕組みを学ぶチャドのC/P代表(手前)とナショナル・スタッフ(奥)

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研修事業の説明を行うナショナル・スタッフ

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既存の研修事業を大切に、着実に実施していく重要性を所長が説明。

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コメ振興プロジェクト(PRODERIP)惣慶総括から説明を受ける。

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専門家が地元の資材を利用して作った、籾殻を燃料にした改良かまどに興味深々。

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圃場でカメルーン農業省のナショナル・コーディネータから説明を受ける。

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母子手帳普及活動に取り組む保健省の帰国研修員Dr.ALAKE(右から2番目)と。

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カメルーン帰国研修員同窓会代表との意見交換会。今後機関紙の発行につき、情報共有していくこととなった。

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“On est ensemble(We are together)”カメルーン事務所スタッフと。