平成23年6月5日 四日市市・吉崎海岸に行ってきました!

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四日市ウミガメ保存会の依頼で、海岸での出前講座が開催されました。今回、講演したのは青年海外協力隊OGの中西葉子さん。中西さんは平成20年〜22年までマダガスカルで村落開発普及員として活動していました。活動を通して知った、マダガスカルの生活、文化を紹介しながら、日本とは異なる世界があるという現状を少しでも多くの地域の人たちに知ってほしいと様々な形で講演を行っています。

出前講座は、四日市ウミガメ保存会が毎月第1日曜日に吉崎海岸で実施している海岸清掃の後、清掃に参加をした小学生から大人まで、194名もの方の参加のもと行われました!

波音が響く少し汗ばむほどの陽気の中、参加者は砂浜に座り、黙って中西さんの話に耳を傾け…などという単調な出前講座にはなりません!自己紹介やマダガスカルでの生活を簡単に紹介した後、現地での水汲み体験ゲームを行いました。

参加者の中から血液型ごとに10名ずつの方々にチームを作ってもらい、海の水を汲んで、桶の水を早く溢れさせることができたチームが勝ちというものでした。バケツリレーで汲むチームや、各々が汲むチームなど、血液型でのチーム分けならでは?の戦略の違いが表れ、参加者にも楽しんでもらえたようです。また、ゲームを通して水を汲むことの大変さや、水の大切さを学ぶ機会となりました。

ゲームに勝利したチームには、中西さんがマダガスカルから持ち帰った民芸品が賞品として授与され、子どもたちは大喜び!日本にはない斬新なデザインの民芸品から国の違いによる文化の違い、考え方の違いに気付く子どもたちの姿が印象的でした。

ゲームの後、改めて中西さんからマダガスカルでの活動や生活の様子が写真などを使って語られました。日本とは全く異なる環境での生活に参加者からは驚きの声が上がり、説明終了後も多くの質問が寄せられました。

出前講座は、教室など設備が整った場所で行われることが多いですが、青空の下、パソコンやプロジェクターを使わずに、紙芝居のような形での講義を受けた参加者の方々。こうした講義スタイルも開発途上国での教育現場の実体験となったのではないでしょうか。

(文:JICA三重デスク 三輪田貴)