世界とつながるJICA

【画像】横井 三千さん

株式会社尾張東部放送ラジオサンキューFM84.5 パーソナリティ
横井 三千さん

毎月第一水曜日「世界とつながるJICA」のコーナーで青年海外協力隊の体験談を放送して頂いています、パーソナリティ 横井 三千さんにお話を伺います。

聞き手:酒井智帆 愛知県国際協力推進員

ラジオサンキューでJICAのコーナーを作ったきっかけは何ですか?

なごや地球ひろばのオープンの取材に訪れ、青年海外協力隊の方々の熱い想いに感激!世界の現状や課題、活動、人々との交流、現地で何を感じどう行動したのか、人生に与えた影響など、すばらしい経験を生の声で語っていただき、多くの方に聞いて欲しいと企画しました。人ごとではなく私たちの生活にもつながっている世界について、地域のラジオ局で身近に気軽に世界にふれて、楽しみながら考えて欲しいと思います。(プロデュサー談)

JICAボランティアの話を聞いて・・・(パーソナリティ:横井三千)

まず生の情報であることがすごい。メディアの情報やインターネットの発展で世界は身近に感じられるようになったが、その情報は『誰が』、『どんな目的で』発信しているものなのかわからない。その点、JICAボランティアの話はその人の実際の体験であり、その人が体験してきた『真実』の話。他では得られない、その人というフィルターを通したその人が感じたままを聞ける事がとても面白い!!いい意味で、毎回予想を裏切られます。
興味があってもなかなか行動にはうつせない我が身を省みて、大切なことって何だろうと毎回勉強させて頂いてます。放送ではお伝えできない、裏の会話もめちゃめちゃ面白い。

印象に残っている話について教えて下さい。

全てのお話がそれぞれのゲストの方のかけがえのない『たったひとつのお話』で、例に挙げさせていただくのは一部で恐縮ですが・・・・、

アフリカ・ルワンダで活動された加藤さん。貧困に悩む人々がいる、その原因『意欲はあるのに働き口がない』こと。そこで子供を持つお母さん達が働ける場所作りを行った話をお聞きしました。お母さんが働ける・お金が出来ると子供も労働から解放され学校に行ける。物事の連鎖を雇用を生み出し解決を図ったというお話。
現地に行ってその状況を知ることが何よりも大切を話してくださった加藤さん。
帰国した今もその時作り上げた仕組みに関わっていらっしゃり、継続することの大切さも伝えて頂きました。有言実行のなんて魅力的な女性だろうと。
(2009年7月ご出演・加藤悦子さんの話)

旅行でインドに行った時、偶然出会った子供と遊んでいてお互い気持ちが通じたと思っていたら別れ際にその子供から『で、何をくれるの?』と聞かれたというお話。
『外国人と遊ぶ=物を貰える』と思ってしまった原因はなんであったのか。
人と人として向き合うときに、守らなくてはいけないものは何であるのか考えさせられました。(2010年11月ご出演・酒井智帆さん)
日本で看護士をしていて、隊員になり小さな村の診療所に派遣された際のお話。
そこでは看護士が医者のように簡易な診断までもする状況。
日本の医療システムでは看護士は診断や注射は出来ないが、その村では看護士がそこまで出来ることが当然だった。
確かに、日本の医療は進んでいるかもしれない。でも今この村で求められている看護士像ってどういうものなのか。
医師一人に対しての患者の数であったり、医療のシステムも全く違う状態の場所。
日本の常識では通じない状況をその場に合わせて行動すると日本の看護師の仕事を超えてしまうけれどどうするべきなのか・・・。
目の前の人を助けるためには何をするべきなのかがとても難しいと思いました。
(2011年2月ご出演・黒山真弓さんの話)

こういったお話をお聞きして、手を差し伸べることがいかに大変で難しいことなのかと思いました。貧困であったり衛生面であったり、今の日本での暮らしの中からヒントを得て
問題を解決できるような情報を出すことは出来ると思います。
たとえば、目の前の貧困にあえぐ子供に自分の気持ちを表したプレゼントを渡してみるのも人助けかもしれない。ただ、受け取り手もそのように解釈するとは限らない。
酒井さんが出会ったインドの子供は、なぜ『遊んだらモノが貰える』と考えたのか。
それまでの経験からそう考えるようになったのであろうということは想像に難くない。
遊んで仲良くなった子供に、自分が出来る事をしてあげたいと思うことが単純に悪ではないけれど、結果としてそれがいい事であるのかは話が変わってきてしまう。
物事の結果は同じでも、その考え方の部分がお互いに違っていたら・・・それはその人の為になることではなくなってしまう。
差し伸べる手は目先の事でいけない。そして単に『私達の暮らしと同じ方向』へ進めて行く事が幸せや問題解決ではないという事。
その場に即した、長期的にその人々の未来を照らす解決策をみつける事の難しさを毎回考えさせられます。

隊員の方々が支援を志し、その国の現状の中で悩み葛藤し、本当に必要なことは何か、現地の生活の中で人々と心を通わせて答えを出していく。そして活動をやり遂げ、また帰国してからも更に勉強し世界をつなぐ活動されています。きらきらとした皆さんのその想いと行動力にいつも心打たれます。

リスナーからの反応は如何ですか?

地域のFMラジオ局でこんなグローバルな話が聞けるとは・・・地域が世界へつながるって感動した。
実際に体験してきた人の話だから面白い。ガイドブックやなんかでは書いてない国民性なんてものの違いについて聞けるのも面白い。本人の記憶の話しで、その人が喋っているので想像しやすい。食べ物の話が出てきて、実際食べてみたいと思った。
なごや地球ひろばに行ってみたくなった。
子供に聞かせてあげたいので学校に来て欲しい。
などの反響が寄せられています。

有難うございました。

ラジオサンキューFM84.5『世界とつながるJICA』
放送エリア 瀬戸市 尾張旭市 長久手町
周波数 84.5MHz
『世界とつながるJICA』(第1水曜日14:20〜)
2009年6月から毎月1回放送
http://845.fm

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