へえ?ほう!がいっぱい

【写真】岡戸 美樹(おかど みき)さん(愛知県知多郡阿久比町出身)公益財団法人 名古屋国際センター 交流協力課交流協力担当主査
岡戸 美樹(おかど みき)さん(愛知県知多郡阿久比町出身)

今回は、JICA名古屋デスクの配置先でもある(公財)名古屋国際センター(NIC)で地域と世界をつなぐ橋渡し役としてご活躍されている岡戸美樹さんにお話を伺います。 
(聞き手:JICA名古屋デスク 蒲 美幸)

このお仕事を選ばれたきっかけがあれば教えてください。

岡戸美樹さん

私が勤める名古屋国際センター(NIC)は、市民レベルの国際交流推進を目的に設立された団体ですが、国際交流について関心を持つようになり、その可能性や重要性に気づいたのは就職してからというのが正直なところです。

国際交流を推進するため、NICではどんな事業を展開されているのでしょうか。

ワークショップの様子

1984年に設立された当初は国際親善や異文化理解が事業の中心でしたが、1990年の出入国管理及び難民認定法(入管法)改正により定住外国人が急増してからは、相互理解に基づく「多文化共生社会づくり」を本格的に目指すようになりました。
現在は、外国人住民から寄せられる法律や個々が抱える悩みなどさまざまな相談に多言語で応じるほか、外国人の子どもたちへの教育支援、外国人への防災啓発なども行っています。私が所属する交流協力課は主に国際理解・国際協力の活動を行っており、地域と世界をつなぐ窓口を目指して日々奮闘中です。

特に皆さんに知っていただきたいNICの事業といえば何ですか?

NIC地球市民教室

NIC地球市民教室です。これはNICが地域在住の外国人を講師として学校や非営利団体に紹介する事業で、学校現場では外国人と触れ合う身近な国際理解の機会としてとても好評です。講演だけでなく、ワークショップのコースもあるので、子どもたちが受け身にならずに体験できるのも魅力のひとつかもしれません。
講師登録をしている外国人は150人以上。講師たちは自ら望んで登録し、何十人、時には何百人を前に日本語で話をします。扱うテーマは教育制度や子育て事情から環境問題まで多岐にわたりますし、料理や舞踊・音楽演奏などの特技を持つ人も少なくありません。この地域は外国人の人材の宝庫なんです。
彼らは熱意と誇りと喜びを持って母国の紹介をしてくれます。と同時に私たち日本人に対し、もっと自国の文化を大切に守り伝えてほしいと付け加えることも忘れません。

現在の交流協力課の事業の中で岡戸さんご自身、特にやりがいを感じることは何ですか?

事業に参加された方に「新しい出会いや発見があった」と思っていただけることです。そこから何かが始まるのだと思います。限られた力ではありますが、地域における国際理解の取り組みを促進するなど、地域の力を高めるための役割を果たしていきたいと考えています。

ありがとうございました。近くで仕事をさせていただいていて、率先して仕事に取り組む姿勢や、判断や指示の的確さ、そして細やかな気配りなど、多くのことを学ばせていただいています。これからもますますNICさんの事業を盛り上げていかれることに期待しています。