【12月号】「研修で学んだことを生かし『グローバル人材』の育成に努めます」

【写真】石原 惠理(いしはら えり)さん 愛知県海部郡大治町出身、海部郡蟹江町在住あま市立篠田小学校 教務主任
石原 惠理(いしはら えり)さん 愛知県海部郡大治町出身、海部郡蟹江町在住

今回は、愛知県教育委員会からの社会体験型研修として、JICA中部で約2か月間研修を受けられました、あま市立篠田小学校教員の石原惠理さんにお話を伺います。
(聞き手:JICA中部市民参加協力課)

はじめに、自己紹介をお願いします。

私は、あま市立篠田小学校の教員です。勤務校では教務主任として、教育計画の立案・実施、時間割や教員間の連絡調整などをしています。そのため、担任はありませんが、家庭科、図工、書写などの授業を担当しています。
本年度、小中学校社会体験型教員研修に参加させていただけることが決まり、研修の受け入れ先を自分で探すことになりました。この研修は教員を学校とは異なった職場へ長期間派遣し、見識を高め教員としての資質向上や学校教育の活性化に役立たせるため、愛知県教育委員会が行っている事業です。毎年、愛知県内で15名程の教員が様々な企業・事業所で研修をさせていただいています。貴重な機会をいただいたので、自分のスキルを高めるだけでなく、学んだことを子どもたちや周りの先生方にも伝え、活かしたいと思いました。そこで、「取り組まなくては」と思いながらもなかなか具体的な活動に結び付けられなかったESDや国際理解教育について学びたいと思い、JICA中部に研修の受け入れをお願いしたところ、ご快諾いただき、とても嬉しかったです。

JICA中部で経験されたこと、研修を通して感じたことなどについて教えてください。

展示物作製の様子

訪問プログラムでのワークショップの補助

10月の「ワールド・コラボ・フェスタ」、11月の「メッセ名古屋2014」、「あいち・なごやESD交流フェスタ」の出展ブースや、青年海外協力隊などのボランティア募集説明会の手伝い、「なごや地球ひろば」の展示物の作製をしています。また、海外からの研修員の皆さんが受けている研修を一緒に聴講したり、小・中・高校生が校外学習などでJICA中部を訪問した際のプログラムの一つであるワークショップの補助をしたりしています。
JICA中部で研修させていただくまでは、自分にとって「世界」はずっと遠いものでしたし、国際協力の大切さについても、日本を中心に考える程度でした。研修を通してJICAの歴史や事業内容を知り、自分が実際に海外からの研修員の方々と挨拶を交わしたり、JICA中部の皆さんが研修員や訪問者の方々のために尽力していらっしゃる姿を間近に拝見したりすることで、遠かった「世界」がぐっと自分の身近に感じられるようになりました。

今後、どのような取り組みをしていきたいですか。

なごや地球ひろばのみなさんと

JICA中部の皆さんは、青年海外協力隊や留学等で海外生活をされたことのある方が多いので、懐が深いというか、「Anyone Welcomes!」な雰囲気が素晴らしいです。「グローバル人材」の見本のような皆さんと2か月間ともに過ごさせていただいたことで、学校教育でも育成するように求められている「グローバルな人材」とは、どういう人材のことなのかが具体的に分かりました。 
学校現場に戻りましたら、異なる言語や文化の人とのコミュニケーションを楽しむことができ、世界の現状や課題について共に考え行動するたくましい子どもの育成を目指し、開発教育・国際理解教育に取り組んでいきたいと思います。

最後に、市民の皆様へのメッセージをお願いします。

一人でも多くの皆さんに、JICA中部の「なごや地球ひろば」に足を運んでいただきたいです。今、ちょうど『ごちそうさん』という企画展を開催しています。私たちが今日食べた物の秘密やいろいろな国のチャレンジに、きっと驚かれるのではないかと思います。私が作製した手作り感満載の展示物もありますので、ぜひ、ご来館ください。