【12月号】「人とのつながりの大切さ−社会体験型研修を終えて−」

【写真】金尾 亜生子 (かなお あいこ)さん 愛知県北名古屋市出身、愛知県北名古屋市在住犬山市立城東中学校 教諭
金尾 亜生子 (かなお あいこ)さん 愛知県北名古屋市出身、愛知県北名古屋市在住

写真:金尾亜生子さん 報告会の様子

今回は、愛知県教育委員会からの社会体験型研修として、JICA中部で9月から約2か月間研修を受けられました、犬山市立城東中学校教諭の金尾亜生子さんにお話を伺います。
(聞き手:JICA中部市民参加協力課)

はじめに、自己紹介をお願いします。

私は犬山市城東中学校で英語の教員をしています。今年度は1年生の担任をしており、子どもたちとともに充実した学校生活を送っています。
今回は、愛知県教育委員会が実施している小中学校社会体験型研修に参加させていただくことになりました。研修先をJICAに決めたのは、学校の総合的な学習の時間で国際理解分野を担当しており、そこで子どもたちとともに世界の現状を学んでいたのがきっかけです。また、JICAは以前より訪問プログラムでお世話になっていた施設の1つで、JICAで学習を進めた生徒の事後発表は興味深いものでした。この総合学習を担当する中で、開発途上国のことをもっと知りたい、国際協力とは何か、開発教育について知りたいと思い、研修の依頼をしました。快く引き受けていただき感謝しています。

JICA中部で経験されたこと、研修を通して感じたことなどについて教えてください。

協力隊まつりの様子

研修では、さまざまなプログラムに参加させていただきました。訪問プログラムへの参加やアシスタント、ワールドコラボフェスタ・協力隊まつり・メッセナゴヤ等のイベントでのブース出展、JICAボランティアの募集説明会、研修員受け入れ事業による研修の聴講などです。
JICAの仕事は、一つ一つの業務に対してとてもたくさんの人が関わっていることがわかり、「人とのつながりの大切さ」を強く感じました。また、協力隊の説明会や体験談から、相手の立場にたって動くことの大切さや、共に活動するという姿勢が大切だと実感しました。
研修員の方々の研修を聴講させていただいた時は、改めて英語は世界共通語なのだと思いました。母語が違っても英語という共通語でコミュニケーションがとられている現場を見て、英語が使えると世界が広がると感じました。また、諸外国のさまざまな文化に触れることで、日本の姿やその良さを改めて知りました。

今後、どのような取り組みをしていきたいですか。

研修で学んだ世界の現状を、授業やその他のさまざまな場面で子どもたちに伝えていきたいと思います。その際は開発教育の手法を少しでも取り入れ、参加型の学習で子どもたちが自分の考えをもてるように支援していきたいと思います。
また、これからのグローバル社会で活躍できる子どもを育てていけるように、相手の立場にたって物事を考えることは、誰とでもコミュニケーションがとれることにつながり、自らの物の見方や考え方、世界観が広がることを伝えていきたいです。そのためのツールとして英語が有効であることも伝え、英語の授業を大切にしていきたいと思います。

最後に、市民の皆様へのメッセージをお願いします。

JICAのみなさんと

ひとりでも多くの人に世界の現状を知っていただきたいです。知ることで、自分の世界が広がり、考え方も広がります。そして、一人ひとりが自分にできることはないかを考えることで、大切な一歩を踏み出せると思います。