インド人研修員による「自主研究発表会」を実施

2015年3月20日

2015年3月3日に、100名以上の参加を得て、盛大に実施されました!

自主研究発表風景1

自主研究発表風景2

クール・インディア発表風景1
<インドの映画>

クール・インディア発表風景2
<インドの占い>

JICAでは、製造業経営幹部の育成を支援するための技術協力プロジェクトをインドで実施しています。このプロジェクトは、インドの製造業界を活性化し隆盛させるための牽引車の役割を担う「ビショナリー・リーダー」を産官学が共同して育成することを目的として、司馬正次筑波大学名誉教授指導のもと、2007年8月に始まりました。これまでに、800名を超える多くの優秀な製造業リーダーを輩出してきています。

このプロジェクトの一環として、2015年2月22日から3月5日にかけて、インドの製造業界の経営幹部38名が来日し、JICA中部にて研修が実施されました。研修では、工場視察等を通じて日本の製造業の経営手法について学びましたが、最も重要としているのは参加者独自による「自主研究」です。日本に関する研究テーマを訪日前に設定し、準備を周到に行い、日本到着後の短時間(1日から1.5日)でそのリサーチを実施し、日本の現場で成果を取り纏める、という「異文化のなかで情報を収集し、主体的に学ぶ」という自主研究プログラムを行いました。

その成果を発表する報告会が、在日本インド大使館の経済担当公使Mr. Arvind Singhをはじめ100名を超す参加者を得て、2015年3月3日に盛大に開催されました。テーマ別に13のグループに分かれた研修員が、夜店スタイルで発表を行いました。
発表テーマは、
「地下鉄車内広告の比較−デリーVS名古屋−」
「コミック大好き−日本VSインド−」
「家屋の外観比較」
「日本人の横断歩道での自制心は?」
「ベジタリアンは名古屋で生き残れるか?」
「自動販売機から読む日本人のライフスタイル」
「名駅地下街サンロード600メートルの商店構成」
「日本のトイレバンザイ!」
「名古屋の小規模商店の店構え」
「博物館を通して学ぶ日本の”知”の伝承」
「日本語なしで、名古屋の観光地へたどり着けるか」
「なぜ日本人は、UFOキャッチャーやビートマニアにハマるのか?」
「階段とエスカレーター、あなたはどちら選ぶ?」
という興味深いラインナップであり、各ブースでは、研修員による熱い発表と参加者からの活発な質問が見受けられました。

自主研究発表に続き、観光地、スパイス、神様、結婚、占い、映画といったインド文化を楽しく紹介する「クール・インディア」の発表も行われました。
それぞれの発表終了後には、優秀賞が選ばれました。自主研究発表の中では「階段とエスカレーター、あなたはどちらを選ぶ?」が、クール・インディアでは「インドの観光地」が、それぞれ優秀賞に選ばれました。
発表会終了後、参加者の皆さんとインド人研修員との交流会も催され、意見交換を通して交流を深めることができました。