企画展「生きる。暮らす。守る。−つながる世界の命と健康−」連動イベント4 「バリアフリーが彩る世界」を実施しました。

2017年3月23日

障害ってなんだろう?

【画像】3月19日(日曜)に、現在開催中の企画展「生きる。暮らす。守る。―つながる世界の命と健康―」の連動イベント4講演会・ワークショップ「バリアフリーが彩る世界」を実施しました。
はじめに、JICA職員であり視覚に障害のある福地健太郎職員より世界の障害に関するクイズや、スライド等を通じて「障害ってなんだろう?」を参加者全員で考えました。

講演会の様子

【画像】講演会では、福地職員が滞在したスーダンについて紹介していただきました。スーダンを流れるナイル川や街、ひよこ豆のコロッケやナツメヤシ等の食べ物の他、福地さんが英語の授業を担当していた視覚障害者学校の様子など、様々な写真が福地さんの体験と共に紹介されました。
ブラインドサッカーの普及活動についてのお話では、スーダンではサッカーが人気なので、視覚に障害がある人もない人も「サッカー」という共通点で結ばれ、一緒にサッカーを楽しむことで、ブラインドサッカーの普及につながったという体験談もお話してくれました。

ブラインドサッカー体験

【画像】講演の後には、名古屋で活動しているブラインドサッカーチームMix Senseの皆さんと一緒にブラインドサッカー体験を行いました。
初めに、Mix Senseの方々と福地さんがパスやドリブル等の実演を行いました。手拍子や声掛けなどの音だけを頼りにボールの位置を把握し、まるで見えているかのような実演で参加者の皆さんから拍手が湧きました。
参加者の皆さんには、アイマスクやハチマキを使用して視覚を遮断した状態で、目標地点までゆっくり歩いてみたり、音のなるブラインドサッカー用ボールを使用してドリブル練習をしました。
チームメイトからは、「あと三歩右!」「もう少し左!」等という具体的な掛け声が自然と生まれ、皆さん上手に体験ができました。
この体験では、目が見えない体験だけではなく、目が見えない時に頼りになる具体的な掛け声の方法も学ぶことができました。

参加者の感想

【画像】ブラインドサッカー体験終了後、参加者にはもう一度福地さんより「障害とは?」の問いかけがありました。最初の答えと比べると、皆さん一人ひとり変化が生まれ、障害に対する考え方や見方が変わった様子でした。
参加者からの感想には、「実際に体験することで、障害は視点を変えると可能性の広がる物だということを知りました。」「意識のバリアフリーが大切であるということが実感できた。」という声を聞くことができました。
バリアフリーという言葉の持つ意味を参加者一人ひとりが考える良いきっかけになったイベントとなりました。