日本の学校保健を学ぶ -保健室編-

2018年6月8日

健康教育の重要性を話す養護教諭

実際に使用される健康教材に触れる研修員

聴力検査の体験

 「長い人生の中で、小学校と中学校の9年間に健康についてしっかり学ぶことは、生涯の健康に繋がります。健康教育はとても重要です。」と、年齢が記された細長いテープを持ちながら熱心に話される養護教諭の言葉を、研修員は真剣な眼差しで聴いていました。
 2006年から実施している課題別「学校保健」研修は、今年度で13年目を迎え、アフリカ、アジア、大洋州や中南米などから、これまでに約150名の参加がありました。今回、来日している8ヶ国10名の研修員は、様々な健診機器や健康記録、衛生・救急用品、環境測定用品、健康教材などが備えられた保健室を興味深く観察していました。
「保健室は怖いイメージだったが、実際見てみたら温かい雰囲気でリラックスできる場所で驚いた」「健康教育はコストをかけなくても、手作り教材で効果的にできるのですね」「多岐にわたる業務を担う養護教諭の日々の努力は素晴らしい」など、多くの発見や学びを得ることができました。

午後は3年生の英語のクラスに参加し、生徒と国際交流をしました。英語で簡単なゲームを行い、また生徒から日本の文化紹介(例えば、剣道、富士山や七夕など)のプレゼンをしてもらいました。最初は緊張気味だった生徒は、最後には研修員と積極的に会話をし、笑顔が溢れていました。
 今回の訪問を通して得た様々な貴重な体験を、研修員の自国での活動に寄与することを期待したいと思います。

研修コース名:学校保健(A)
研修期間:2018年5月17日から6月23日
研修員:10名 (カンボジア、フィジー、ガーナ、ラオス、モザンビーク、ミャンマー、スリランカ、ザンビア)