日本の学校保健を学ぶ -給食編-

2018年6月28日

給食室の見学

給食体験

給食委員会の活動発表

最初に訪問した給食センターでは、市内の保育園・小学校・中学校の8,000食が毎日調理されています。1台で1,000人分の調理が可能な大きな釡がずらっと並ぶ光景を見た研修員は、「こんな大人数の食事を準備する光景をみたことがない」と、驚いた様子で話していました。また、学校給食衛生管理基準に基づいて施設設備や調理過程の衛生管理・検査が徹底してなされている様子に、「マニュアルに従った衛生管理が行き届いており、また作業工程に応じて分けられた3つの部屋(処理室・調理室・洗浄室)がシステマチックで素晴らしい」と、興奮していました。

中学校に移動後、エプロンと三角巾・マスクを着用した給食係の生徒は、給食室で受け取った給食を各クラスへ運び、慣れた手つきで順序良く配膳をしていました。当日のメニューは、生徒に人気のカレーライス。生徒と一緒にクラスで給食を食べた研修員は、「質が高くとても美味しい。また、生徒は給食を楽しんで食べていた」「栄養バランスの良い食事だった」「食事の前後の挨拶“いただきます”“ごちそうさま”は素晴らしい」と、好評のコメントが多くありました。
研修員の国では、給食が導入されている国はほとんどありません。日本のように学校給食法によって給食が全国で運営・実施されていること、給食によって適切な栄養を摂取することで児童生徒の心身の健康が守られていること、そして給食が食事のマナーや正しい食習慣を学ぶ機会となっていることなど、給食には多くの利点があります。そのことを学んだ研修員は、日本の給食システムを参考に、自国に導入できるよう関係者と話し合っていきたいと、意気込んでいました。