夏休み特別企画「ワークショップ SDGs×JICA海外協力隊~協力隊員の活動ストーリーから知るSDGs17の目標~」を開催しました!

2019年8月5日

体験ゾーンでSDGsやJICAの活動について知る参加者の様子

7月20日(土曜)に、夏休み特別企画「ワークショップ SDGs×JICA海外協力隊~協力隊員の活動ストーリーから知るSDGs17の目標~」を開催しました。

夏休みの自由研究のテーマを探したい、将来は世界で活躍したい、世界のために自分ができることをみつけたい、そんな中学生、高校生が今年の夏もなごや地球ひろばに集まりました!

今回のイベントでは、参加者同士が意見やアイデアを交換しながら参加できるよう、様々な参加型ワークショップを盛り込みました。まずは、打ち解けた雰囲気の中でワークショップが行えるように緊張を解きほぐすためのアイスブレイクを行いました。

そして、今回のイベントのテーマでもあるSDGsの概要について、地球案内人がプレゼンテーションを行いました。その後、現在なごや地球ひろばの一階、体験ゾーンで開催されている「基本展-未来につながるSDGs-」をご案内しました。参加者の皆さんは、展示物に触れながら、JICAのSDGs達成につながる取り組みや各国のSDGs達成状況などを学びました。参加者からは「分かりやすい展示で楽しく理解することができた」、「JICAの活動や世界の達成状況を把握することによって、世界に関する問題をより深く知ろうと思った」といった感想をいただきました。

カードゲームを通じて楽しくSDGsについての理解を深めました

その後、実際にJICA海外協力隊としてパラグアイに派遣された経験を持つ、地球案内人から国際協力体験談をお話ししました。参加者の皆さんは笑いや感動ありの現地でのリアルなエピソードに終始聞き入っている様子でした。

「SDGカードゲーム」では、カードに書かれたミッションをグループで話し合ったり、協力してアイデアを出し合ったりするなど、SDGsについて楽しみながら理解を深めることができました。参加者からは「世界の現状や課題について楽しく学ぶことができた」、「グループの中で様々な学年の人と意見を交換することで、SDGsを新しい視点で考えることができた」といった感想をいただきました。

グループ全体に自分のアイデアを発表する参加者の様子

その後、JICA海外協力隊の活動事例とSDGsの目標が、どのように関連しているのかを考えるワークショップを行いました。参加者たちは活動内容を把握し、様々な視点から真剣にSDGsについて考えていました。

イベントの終盤では、SDGsを達成するためにできることをグループで考えてアイデアを出し、さらにそれを参考に自分自身で出来ることを具体化させていきました。イベント終了後も、会場に残り国際協力やJICA海外協力隊について地球案内人に質問をする熱心な参加者の姿や、イベントを通じて知り合った参加者同士が、イベントで学んだことを共有している姿が見られました。同じ興味や関心がある仲間と出会い、意見を交換し合えた貴重な経験となったのではないでしょうか。
イベント後に実施したアンケートでは「初めて参加したがとても楽しかった」、「自分たちの身近な生活の中から、SDGs達成のためにできることを考えることができました」、「グループで話し合いながら、他の参加者と学びを深めることができた」といった感想をいただきました。

これからもなごや地球ひろばでは国際協力について学んでいただけるイベントを開催していきます。そしてイベントを通して、出会った参加者同士がつながり、「なごや地球ひろば」に遊びに来てくれることを楽しみにしています。