地域に多くの外国人が暮らし、「多文化共生」という言葉を見聞きする機会も増えてきました。
しかし、外国人と日本人が共に生きることだけが共生社会でしょうか?異文化や多様性って国籍や民族だけの問題でしょうか?
本研修では、2020年度JICA中国主催「開発教育教員研修アドバンスコース」に参加された先生が作成した「『多様な社会』を考える学びのプログラム集」を活用し、すべての人が生きやすい「誰ひとり取り残さない社会」について、また、それを児童生徒に伝えるための効果的な授業実践について、ワークショップを通して考えます。
【参加費】無料
【定 員】40名程度(先着順)
【対 象】主に中国5県の教員、教員を目指す学生、国際教育に関心のある方
(定員に余裕がある場合、他の地域の方もご参加いただけます)
【内 容】注:時間は休憩を含みます。また変更となる場合があります。
●12時30分-オープニング(JICA事業紹介など)/参加者間自己紹介
●13時20分-ワークショップ①
「『ハンセン病問題』から考えるコロナ-排除や差別はどのようにつくられるのか、
という構造を理解し、自分自身の行動を考える-」
ファシリテーター:上田 智子 教諭(盈進中学高等学校教諭)
2016年教師海外研修ラオスコース参加者
●15時00分-ワークショップ②
「ニッコリ駅周辺再開発計画」
ファシリテーター:山中 信幸 氏(川崎医療福祉大学教授)
専門は学校教育学、教育方法学、教師教育、開発教育。JICA・NGO・
教育委員会等と連携して国際理解教育・開発教育の単元開発、教材開発
に取り組み、教員や一般、学生を対象としたワークショップを数多く
実施。
著書:共著『国際理解教育ハンドブック
グローバルシティズンシップを育む』(2015)明石書店
共著『SDGsと開発教育 持続可能な開発目標のための学び』
(2016)学文社、その他。
●16時30分-ふり返り
【ご参加に必要なもの】
●Zoomがインストールされた、カメラとスピーカーの付いたパソコン
(Zoomの操作に慣れていれば、タブレットやスマートフォンでもかまいません)
●十分な通信速度のネット環境
注:ご参加者のネット環境からくる接続トラブルには対処できかねますので、
予めご了承ください。
●事前にメールでお送りするワークシート、資料と筆記用具
【参加通知、資料について】
・参加が決定した方には、メールにて参加通知を送付いたします。
その際、当日使用する資料、ワークシートを添付しますので、
当日までに印刷しておいてください。
また、ご自身での印刷が難しい方はお申込み時にご連絡ください。
・研修前日になっても通知メールが届かない場合は、お手数ですがご連絡ください。
注:本研修は、グループディスカッションを含む参加型ワークショップです。
ビデオ・音声を使用してご参加頂ける方(顔を出して意見交換可能な方)を
優先とさせて頂きます。
注:研修会欠席の場合には、必ずご連絡ください。
・本研修会では2020年度 JICA中国 開発教育教員研修アドバンスコースで作成した
「『多様な社会』を考える学びのプログラム集」を活用します。
当日必要な資料はこちらから送付いたしますが、ご関心のある方には後日冊子を
送付いたします。また、下記の関連リンクからもダウンロードができます。
【後援】広島県教育委員会、岡山県教育委員会、鳥取県教育委員会、島根県教育委員会、
山口県教育委員会、広島市教育委員会、岡山市教育委員会
【お申込み】
「お名前」「職業と所属先(教員の方は校種・担当教科、学生の方は所属学部・学年)」
「住所(県・市町村までで結構です)」「E-Mail(PDFやワードの添付されたメールが
受信可能なもの)」をご記入の上、件名を「国際教育研修会」としてE-mail(電話/FAXも可)
でお申込み下さい。
【お申込み・お問い合わせ】
JICA中国 市民参加協力課(担当:新川)
TEL:082-421-6305
FAX:082-420-8082
E-mail:jicacice@jica.go.jp