「高校生国際協力体験プログラム」をきっかけに (鳥取商業高校 英語学科2年生 奥根未奈・檜山あゆみ・大江麻未・垣本綾乃)

【画像】奥根未奈・檜山あゆみ・大江麻未・垣本綾乃

鳥取商業高校 英語学科2年生
奥根未奈・檜山あゆみ・大江麻未・垣本綾乃

こんにちは。私たちは鳥取商業高校・英語学科の2年生です。
私たちは昨年8月、JICA中国の「高校生国際協力体験プログラム」に参加しました。その中で、私たちは世界にある貧富の差を改めて知りました。そして日本がアジアの中でとても豊かであることを知り、不平等な現実を推し進めているのは私たちの住む日本、つまり先進国に責任の一端があることを強く感じました。
こうしたことをきっかけに、高校生の私たちでも何かできることはないかと考えるようになり、学校に帰ってからも参加したメンバー4人で話し合いました。

その結果、私たちの学校の一大イベントである「鳥商デパート」という、商業科の生徒が主体となって商品を販売するイベントに参加して、フェアトレードの商品を販売し、そのアイデアを広めようということになりました。

まず私たちは、英語科のほかの生徒にも世界の現状を理解してもらうことが大切だと考えました。そこで、「国際協力体験プログラム」で体験した「世界がもし100人の村だったら」のワークショップを私たちがファシリテーターとなって行いました。初めはみんなが理解してくれるか心配でしたが、たくさんの人が「わかりやすかった」と言ってくれました。この活動をしてから、フェアトレードに興味・関心を持ってくれる人が出てきました。

そしてその人たちと鳥商デパートでのフェアトレード商品販売の準備を進めていくことになりました。私たちに残された期間は2ヶ月という短いものでしたが、この期間で私たちは販売する商品を選び、その商品の生産国を調べ、お客様にわかりやすいように地図を作りました。準備の期間はあっという間に過ぎ、いよいよ本番となりました。予想以上に商品の売れ行きはよく、フェアトレードに興味を持ってくださる人もたくさんおられました。

私たちは夏から半年間、「高校生国際協力体験プログラム」をきっかけに世界の現状について深く考え、そしてフェアトレード商品の販売という自分たちに実現可能な活動につなげることができました。私たちの活動は、世界を変えられるほどの大きな力ではないけれど、この活動を続けていくことで、これからも私たち自身、そして周りの人たちも国際協力についての考えをもっと深められるのではないかと思っています。


〈各生徒の感想〉

私はこの活動で、開発途上国のことや、フェアトレードのことなど、知らなかったことをたくさん知ることができました。自分の知識を人に知ってもらうことはとても難しいことだったけど、このことを通してさらに自分の知識も増やすことができました。私たちの活動から、少しずつたくさんの人に伝わってほしいと思いました。(大江麻未)

私はこの活動を通して、以前まではただ、「誰かの役に立つことをしたい」という漠然とした考えを持っていたけど、国際協力という広い視点をもって具体的に活動することができたと思います。そしてたくさんの人と触れ合うよいきっかけにもなり、貴重な体験をしたと思います。これからも少しずつ自分の知識を増やし、周りの人たちにできるだけ多くのことを伝えていきたいと思います。(奥根未奈)

高校生プログラムからフェアトレード商品を売るまでの過程で、たくさんの人に出会いました。それによって新しい知識が増えたり、国際協力が自分にとって身近なものと考えられるようになり、活動につなげていけるようになったと思います。(垣本綾乃)

今回のワークショップやフェアトレード商品の販売などの活動を通して、私たち一人ひとり自信がつき、自分たちの成長につながったと思います。私たちのやったことはまだまだ小さなことだけれど、みんなが知ってくれることで大きな力となり、この現状を変えることができるんじゃないかと思いました。(檜山あゆみ)

関連リンク
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「高校生国際協力体験プログラム」でJICA研修員と英語でコミュニケーションをとる参加者たち

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「高校生国際協力体験プログラム」で自分たちにもできることについて皆で考えています

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鳥商デパートの開店直後

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「高校生国際協力体験プログラム」参加者4名(左から奥根未奈さん・檜山あゆみさん・大江麻未さん・垣本綾乃さん)