地球は一枚のハンカチだ!

【画像】越宗 ゆう子

岡山県国際協力推進員
越宗 ゆう子

平成22年1月、岡山国際交流センター内のJICA岡山デスクに国際協力推進員として越宗ゆう子(こしむね ゆうこ)が着任しました。
彼女の日系青年ボランティアでの経験と国際協力推進員としての抱負を紹介します。

種まきから収穫までの2年間

私は2001年2月から2003年2月まで日系青年ボランティアとして、アルゼンチン日系センターにて団体事務として勤務しました。日系2世、3世が中心となって設立し、日系人支援はもとより、アルゼンチン人に日本の文化を知ってもらおうと、現地のボランティアを中心にし、活動されていました。しかし当時、主に会費と寄付で賄われていた団体の運営資金だけでは事務員を雇えるだけのお金や、大規模なプロジェクトを行う余裕はありませんでした。そこで、現地のボランティアと一緒に日系図書室や日本文化教室(日本語、生け花、折り紙等々)を開講することに。
日本のマンガブームの風もあり、少しずつですが、生徒数が増えていきました。2年の任期を終えるころに、一人事務員が雇えるようになった時は本当にうれしかったです。 日系の方との考え方の違いや、意思疎通がうまくいかず、最初はお互い気苦労もしましたが、2年の任期をおえるころには現地のメンバーと家族のようになれたのも大変うれしかったです。
また、日本のほぼ裏側の遠き国アルゼンチンでたくさんの人が日本語を話してみたい、日本と繋がっていたい、日本の事が大好きだ。いつか日本に行ってみたいと言っていたのも印象的でした。

国際協力推進員として

しばらく離れていた、故郷岡山に戻り、地元から少しでも国際協力のお手伝いができればと思っています。最近よく−El mundo es un panuelo 世界は一枚のハンカチだ− というスペイン語の諺が頭に浮かびます。世界は広いですが、実は人や物はハンカチの大きさほど狭い中でつながっている、という意味のこの言葉通り、世界は実に連携し合い、相互作用をしていると感じます。世界や国際協力というものが遠い事ではなく、実は、身近なことなのだということを発信していければと思っています。

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地道にスタッフと作り上げた日系図書室

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日系現地スタッフとの夕食会の様子