【施設訪問レポート】島根県立大学 総合政策学部 佐藤ゼミ

2012年12月5日

日 時:2012年12月1日(土曜)
対象者:大学2年生 14人(引率1人、学生13人 合計14人)

「PCMを用いて開発途上国の課題解決プロジェクトを計画!」

ワークショップの説明を聞いています

問題を書き出します

問題を分析します

意見を出し、共有することが大切です

12月1日土曜日、島根県立大学総合政策学部2年生佐藤ゼミの皆さんがJICA中国に訪問されました。
国際政治について学ばれているゼミの皆さんですので、世界の問題についてはもちろん、国際協力にも高い関心をお持ちでした。
当日は、JICA事業概要について説明後、ワークショップ「PCMを用いて開発途上国の課題解決プロジェクトを計画!」を体験していただきました。

ワークショップでは、実際に国際協力の現場でプロジェクトを計画、立案する際に用いる「PCM (Project Cycle Management)(※)」を使って、途上国の山岳地域における母子保健の事例を基に、関係者分析、問題分析、目的分析、プロジェクトの選択、PDM(Project Design Matrix:プロジェクトの概要表)作成を行い、プロジェクトの計画から立案までを体験しました。最後は、作成したPDMの内容をグループ毎に発表しました。
普段あまり接することのない途上国地域の問題について考えることは学生の皆さんにとって非常に難しかったと思いますが、みなさん積極的に参加されていました。
計画発表後は疲れでぐったりとされていた皆さんですが、JICA施設訪問プログラムを通して、「まずはしっかり日本で経験を積んで海外に出たい」、「海外に出るために今をしっかり頑張りたい」などの声が聞かれました。

※PCM(Project Cycle Management)手法とは、開発プロジェクトのモニタリング・評価・実施・モニタリング・評価のために、日本の開発援助分野で用いられている手法です。PCMの特徴として、ワークショップによる参加型、PDM(Project Design Matrix)というプロジェクトの概要表作成に至る各分析過程での論理性、PDMを用いたプロジェクト・サイクルの管理における一貫性が挙げられます。この手法は、JICAのプロジェクトに限らず、NGO等のプロジェクトにおいても、有効な手法です。

PCMについてもっと知りたい方へ(参考書籍)

■『PCM 開発援助のためのプロジェクト・サイクル・マネジメント参加型計画編』(2007年)
 財団法人国際開発高等教育機構

■『PCM 開発援助のためのプロジェクト・サイクル・マネジメントモニタリング・評価編』(2009年)
 財団法人国際開発高等教育機構