【出前講座レポート】安来市立比田小学校[島根県]

2013年7月23日

6月27日(木)、周囲を山に囲まれた自然いっぱいの比田小学校へ出前講座に行ってきました!全校児童30名の小さな小学校で、1〜4年生には「おやつ」についてのワークショップを、5・6年生には環境に関するワークショップ+トンガでの体験談を各学年45分ずつ実施しました。子どもたちは、普段あまり接することのない国の写真や話に興味津々!身近なことから世界について知ってもらい、自分たちの暮らしを見つめなおす時間となりました。

世界の食卓 ワークショップ−おやつで元気−

小学1年生〜4年生の児童に、「おやつを通して、世界を知ろう!」というワークショップを開催!まずは、みんなが大好きな「おやつ」をみんなの前で紹介してもらいました。「お菓子」と「おやつ」の違いを聞いて自分たちのおやつについて考えました。

比田小学校では、手作りおやつを食べている人がたくさん!特に季節柄か「干し梅」が人気でした。おじいちゃんやおばあちゃんが作っておられるそうで、「工場でつくられたものではなく、甘すぎず、しょっぱすぎない」とても理想的なおやつだったと思います。

次は世界の国々の食べ物の写真を見ながら、おやつを探していきました。初めて聞く国名も多く、見たことのない食べ物の写真もありましたが、グループごとに見つけたおやつに○をつけて、自分たちの国のおやつと比較して発表してもらいました。

1・2年生は一生懸命発表する人のお話を聞いている姿が印象的でした。3・4年生からは「(遠い国だけど)自分たちが食べているものと同じ物が多いと思った。」とか「(この国は)甘いものが少ない。」など各国のおやつの違いを感じた発表を聞くことができました。

最後に私の派遣国トンガのおやつを体験してもらいました。校長先生に試食してもらってから、全員でドライマンゴーやドライパパイヤ、ドライココナッツを試食しました。またバニラビーンズを見て、嗅いでもらいました。ドライココナッツを見て「イカの燻製みた〜い」という声や、「バニラいいにおい」という感想が聞こえました。

みんなの大好きなおやつから世界の多様性を知り、外国に興味を持ってもらう機会になったのではないでしょうか。

世界を知ろう ワークショップ−なまず池のある村−

なまず池

続いて小学5・6年生の児童です。まずはじめに「開発途上国」について、クイズや写真を使って、みなさんに知ってもらいました。世界の国の数や人口は、さすが6年生!いい解答がでていました。また困っている人がいたら、どのように助けるかという難しい質問にも、その場限りではない将来性を考えた答えがでていました。

その後、グループに分かれて、自分たちの村を作ってもらいました。大きな川が流れ、なまずが住む村を各グループが工夫して作り、みんなでアイデアを共有したり、意見交換をしました。さて、そんな村ですが、実は最後に大きな秘密がありました。それは、私たちが世界とのつながりを考えさせられる秘密です。みんなその秘密を知って、いままでとは違う考え方に気付いてくれたようでした。

少しだけでしたが、私の任国トンガについての話を聞いてもらいました。最後にみなさんからの感想を聞いてトンガは遠いけれど、世界はつながっていることを実感してもらえたことをとてもうれしく思いました。

(島根県JICAデスク 伊藤 理香)