【教師海外研修 派遣前研修】研修へ向けて思い新たに

2014年7月1日

【画像】6月28日(土)、今年度ベトナム教師海外研修に参加される8名の先生方がJICA中国に集まり派遣前の研修を受けていただきました。
当日は、JICA中国国際センター所長からの挨拶とテストで始まりました。

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【テスト】
1.次の国の一人当たりのGNP(Gross National Product:国民総生産)について大きな国から順位をつけてください。
 ( )ノルウェー
 ( )日本
 ( )ベトナム
 ( )タイ
 ( )ガーナ 
 ( )エチオピア
 ( )シンガポール
 ( )オーストラリア

2.次の国の一人当たりのGNPは日本円で大体いくらぐらいですか?
  日本        円
  ノルウェー     円
  ベトナム      円
  マラウイ      円

3.日本の財政赤字(政府の借金)は国民一人当たりいくらくらいですか?
         円

4.ベトナムの政治体制(国の体制)は次のどれでしょう?
  (1)共和制
  (2)立憲君主制
  (3)社会主義共和制

5.世界の人口は約70億人と言われていますが、このうち1.25ドル以下で暮らしている人は世界の中で何億人いるでしょう?
         億人

さて、ベトナムでは???
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さて、皆さんは何問正解しましたか?
このテスト、参加者の皆さんかなり苦戦されていたようです(お恥ずかしながらスタッフも苦戦しました・・・)。
ただ、このテストは皆さんの知識を問うためのものではありません。

【画像】「教師海外研修では、訪問国の文化に目を向ける、日本との比較に目が向くようですが、そもそも日本とはどんな国なのか、GNPなどの数字で確認することで世界の中の日本の位置や立場を客観的に見ることが出来るのではないか。先生方には数字に示された現状だけでなく、その裏にある現実、人々の暮らしを見て欲しいと思います。また、数字に表されない人々の思いも感じ取っていただきたい。」というメッセージが込められていました。このメッセージに参加の皆さんは研修への思いを新たにされました。

【画像】今回の参加者の中には観光でベトナムに行かれた方も数人いらっしゃいましたが、皆さんが思い浮かべるベトナムのイメージを共有するために、ブレインストーミングでイメージを共有しました。
参加者からは、ベトナムと言えば…「フォー」や「生春巻き」などの食べ物、「フランス統治」や「枯葉剤」、「ベトちゃん、ドクちゃん」など歴史に関するもの、農産物に関するキーワードが出されました。
これらのイメージが「今」のベトナムを知ることでどのように変化するか、参加者ご自身の変化を楽しみにしていただくとともに、現地でベトナムの人々と交流する中で彼らの「生活」や「生き方」をどのように捉え、児童や生徒に還元できるのか考えながら現地研修に臨む心の準備をしていただきました。

【画像】さらに、ベトナムにおけるODA実施現場紹介の映像を見ていただき、ベトナムの現状や日本との関わりについて勉強していただきました。

最後に、昨年度ベトナム教師海外研修に参加された島根県安来市立母里小学校教員の正岡喜美さんに事前準備や海外研修での過ごし方、授業の組み立て方について発表していただきました。

午前10時30分から午後6時までしっかりと研修を受けていただき、大量の情報を受け取られ、みなさん大変だったと思いますが一人一人が積極的に参加していただき、有意義な時間となりました。

次回参加者の皆さんとお会いするのは8月17日(日)のベトナム出発の前日となります。
これまでに各学校で事前授業をしていただき、現地研修に臨んでいただく予定です。