【教師海外研修 授業実践訪問】岡山大学教育学部附属小学校[岡山県]

2014年12月12日

音楽の授業を通して、「受け取る力」をはぐくむ

12月5日、岡山大学教育学部附属小学校の水門美穂子教諭の授業を見学しました。

【画像】授業は、「3つのアジアの民族音楽それぞれの音色・旋律などを聴き取り、それらの働きが生み出すよさ・面白さを感じ取りながら、それぞれの曲の違いを感じ取ったり曲の特徴や演奏のよさに気付いたりして、味わって聴くことができる。」 ことを目的に構成されました。

【画像】前時までに3種類のアジアの民族音楽を聴き、各人が好きだと思う曲を1つ選び、友達に向けての紹介文を作成しています。
今回は、友達の紹介文を読んでもう一度曲を聴き、どのようなところに共感したか改めて曲を聴き多様な感じ方があることを体験的に学ぶ授業となりました。

ある児童からは、「みんなは(馬頭琴の演奏を)馬が走るようにも聞こえると言っていたけど、やっぱり僕にはハチが飛んでいるように聞こえる」という声があがりました。
水門教諭は「それはいい気づきだね。その感想も大切。人によって感じ方が違うということを知るのも大切だね」と言い、1つの曲にもいろんな感じ方があり、感じ方は変化することなどを伝えておられました。

【画像】色々な紹介文を聞いて、児童それぞれの感じ方も増える、異なる国の音楽にも日本との共通点やそれぞれの良さがあることを確認した有意義な時間となりました。
音楽鑑賞を通して、自分の感想を言葉に表す力を養うとともに、他人の言葉や想いを『受け取る力』をはぐくむという授業は非常に興味深いものでした。

※水門氏には第3回国際理解教育研修会(1月31日土曜日@JICA中国における講師もお願いしており、今回の授業を発表していただく予定です。