【教師海外研修 授業実践】広島県廿日市市立大野東小学校

2015年11月5日

ラオスを通して外国へ目を向けよう

ラオスと日本、同じところとちがうところを見つけよう

今年8月にJICA中国が実施した教師海外研修でラオスを訪問した廿日市市立大野東小学校の山田英恵教諭が、2015年10月19日(月)5年生34名を対象に、ラオスを題材にした道徳の授業を行いました。前の授業ではラオスで撮影した写真をもとに、ラオスと日本の「同じところ」「ちがうところ」を児童に考えさせ、本時はその結果をクラス全体で共有するところから始まりました。
「ラオスには托鉢(たくはつ)※がある」「大きな市場で買い物をする」という違いとともに、「日本と同じようなお菓子を売っている」「お米を食べて、田植えもする」という同じ点も見つけられたようです。

私たちの夢、ラオスの子どもの夢−同じ空の下で−

山田英恵教諭

その後、ラオスの子どもたちに行ったアンケートの結果を児童に見せ、自分たちとラオスの子どもたちとの回答を比較しました。ラオスと日本では町並みや文化・生活習慣などに多くの相違点もありますが、「一番大切なものは?」という問いにはラオスの子も日本の子も「家族」「友だち」を上位にあげるなど、共通点がたくさん見られました。
当初はラオスについて「貧しい」などのネガティブな印象を持つ子も少なくなかったようですが、料理の写真、学習教材や遊び道具、山田教諭が身に着けた民族衣装「シン」といった豊かなラオス文化に触れることで、子どもたちもラオスを通して異文化を身近に感じることができたようです。授業の終わりには「ラオスの子ども達と友達になりたい」とコメントした児童もいました。


※托鉢(たくはつ)とは…僧が修行のため、鉢を持って、家の前に立ち、経文を唱えて米や金銭の施しを受けて回ること。