【教師海外研修 授業実践】広島県立尾道特別支援学校

2015年12月14日

ラオスのごはん、日本のごはん

松田奈緒美 教諭

今年度教師海外研修に参加した松田奈緒美教諭は、広島県立尾道特別支援学校で幼稚部の子どもたちを教えています。まだ「日本」「外国」という概念のない年齢の幼児にラオスをどう伝えるか。松田教諭が取り上げたのは、私たちに一番身近な「食」でした。
2015年11月30日、この日の「おやつのじかん」では、松田教諭がラオスで購入したドライフルーツをみんなで食べました。マンゴーや紫イモなど、日本ではあまり馴染みのないカラフルな食べものをひとつひとつ「これはなんだろう?」とみんなに見せあい、考えながら味わっていきます。いつも食べているおやつとはちがうかな?と、なんとなくみんな気づいていきました。

「おやつのじかん」の後は「おはなしのじかん」です。松田教諭は「私たちはいつもどんなごはんを食べているかな?」と幼児に問いかけます。お米、うどん、ラーメンなど、次々に出てくる答えにあわせて、日本の魚定食やカレーライスの給食など、日本の食事の様々な写真を見せていきました。
そして、続けてラオスの食事の写真を見せていきます。野菜のたくさんのった「フー」(米の麺)や焼魚など、私たちが食べている食事とそっくりなものがたくさんあります。中でも、ラオスの人の主食である「カオニャオ」は、入っている容器こそ違うものの、日本人の主食と同じ真っ白なお米。「でも、日本のお米とカオニャオは、実はちがうんだよ」と、もち米の話をする松田教諭。たくさんの写真から、日本の食事とラオスの食事で同じところ、ちがうところをたくさん見つけることができました。

世界中の子どもたちが笑って過ごせる世界であるように

ラオス展示コーナー

「おはなしのじかん」の前に、松田教諭と子どもたちは「せかいじゅうのこどもたちが」を歌いました。

この歌の歌詞に
世界中の子どもが笑えば空も海も笑うだろう、世界中の子どもが泣けば空も海も泣くだろう。自分たちの夢と声を世界に届けて、世界に虹をかけようとあります。
 ♪ ♪ ♪

どの国に生まれ育っても、どんな民族であっても、ハンディキャップがあってもなくても、世界中の子どもたちが笑って過ごせる世界であるように。手話を交えて笑顔で会話する松田教諭と幼児の姿を見て、心からそう感じた1日でした。