• ホーム
  • JICA中国
  • トピックス
  • 2016年度
  • 【研修レポート】日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画in広島〜マツダミュージアムと広島平和記念公園を訪問しました〜 Vol.1

【研修レポート】日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画in広島〜マツダミュージアムと広島平和記念公園を訪問しました〜 Vol.1

2016年4月4日

未来展示で記念撮影

日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画による33名の研修員は3月7日に来日し、約7週間、名古屋に所在するJICA中部にて日本語研修を受講後に、各研修員の専門分野の研修を受ける予定になっています。今回の広島訪問は日本語研修期間中に実施され、以下の通り2泊3日の日程でした。広島での研修はどのようなものだったか、3月25日の研修の様子を紹介します。

≪研修日程≫
-------------------------------------------------------------------------------
3月24日(木)
【視察】国立研究開発法人産業総合技術研究所中国センター
    [循環型社会のためのバイオマス研究]
【視察】西条酒蔵通り [伝統産業振興と町並みの保存]
-------------------------------------------------------------------------------
3月25日(金)
【見学】マツダ株式会社 [工場及びマツダミュージアム]
<広島平和研修>
【見学】広島平和記念資料館
【見学】広島平和記念公園[原爆死没者慰霊碑、原爆ドーム等]
【講義】平和都市ヒロシマの歩み
-------------------------------------------------------------------------------
3月26日(土)
【視察】宮島[厳島神社、宮島ロープウエイ等]
-------------------------------------------------------------------------------

マツダで最新技術を学ぶ!

研修員に一番人気のロードスター

ショートムービー

歴史についての説明を聞く

歴代の車がずらり!

ロータリーエンジン搭載のレーシングカー「787B」

エンジンに夢中です

この日まず向かったのは、マツダミュージアムです。広島を代表する企業、車メーカーの「マツダ」。マツダの車づくりの歴史や工場などを見学しました。
エントラスに入るとすぐに出迎えてくれるのが、最新のマツダ車の数々です。自由に触れたり乗ることもでき、研修員たちはそれぞれお気に入りの車に乗って写真撮影を行ないました。一番多くの人が集まっていたのが、「マツダロードスター」です。

その後、マツダの概要が分かるショートムービーを見ました。戦後4ヶ月で生産を再開し、三輪トラックの製造を行なったマツダの前身である東洋工業。こんなにも早く再開したのは自社だけでなく、そこに住む人のためでもあったそうです。マツダの歴史は、広島の戦後復興の歴史でもあるということを知ることできました。

続いては、展示のコーナーです。ムービーでも紹介された三輪トラックから始まり、歴代の車がずらりと並んでいます。また、マツダが誇るロータリーエンジンやル・マン24時間耐久レースで総合優勝した「787B」など、ゆっくりとマツダの歴史をたどっていきました。男性には、エンジンが人気。細かい部分まで食い入るように見ていました。技術展示では、デザインからプレス加工など、車づくりのプロセスを紹介しています。

次は工場の見学です。ここでは実際に車の組み立てを行なっています。この工場では、6種類の車を生産する多車種混流生産という生産システムを採用。一つのラインで、種類の違う車を納車の順番に合わせて計画的に生産しています。
「一日何台生産してるの?」
「一つの工場で何車種もの車を組み立てたら、間違えるんじゃないの?」
「何色が人気?」
など、とにかく質問が多く飛び交いました。もちろん、質問にも丁寧に答えてもらいました。この工場での生産台数は1日1000台。組み立ての際には、間違えないように各車のパーツがエレベーターで組み立て位置まで届くという、すごいシステムがあるのだそうです。これらの技術に研修員は感動していました。そして一番人気の色は、マツダレッドだそうです。機密にかかわることもあるため、残念ながら写真を撮影することはできませんでしたが、研修員は一番興奮していました。

最後は未来展示のコーナー見て、ミュージアムの見学は終了です。

このミュージアム見学で多くの質問をしていたオマールさんは「個人的には環境に悪いので車をこれ以上生産するべきではないと思っていた。しかし、最初のムービーで、“自分たちは車を生産しているのではなく、マツダを生産しているんだ”いう名言を聞き、最後には未来を見据えた水素自動車などが展示されているのを見て、未来を念頭においた自分の利益だけじゃない考え方や人のためであるという生産精神に感動した。」と、見学する前と見学した後の気持ちの変化を語ってくれました。

メキシコ人に人気のご飯は?

マツダミュージアムの後は、ショッピングセンターのフードコートで各自ランチ。何を食べたか聞くと、「ヒロシマヤキー!」と何人もの研修員が答えていました。
研修員に一番人気だったのが、そうです広島名物お好み焼きです。「メキシコにもお好み焼きやたこ焼きはあるけれど、味が全然違う。日本のは本当おいしい」と、多くの研修員が話してくれました。
昼食後、平和記念公園に向かうバスの中で、「マツダロードスターが2016年『ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー』『ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」をダブルで受賞をした』というニュースが舞い込んでました。さっき見たばかり行ったばかりのマツダの朗報にバスの中でも盛り上がりました!