【出前講座レポート】盈進中学高等学校[広島県]

2016年5月23日

2016年4月18日(月)、ギニア共和国出身のアラマ・ジュバテさんファミリーが、広島県福山市にある盈進中学高等学校を訪問しました。

音楽で知るアフリカ!

アラマ・ジュバテさんファミリーの演奏

アフリカの楽器「ジャンベ」を演奏する生徒たち

アフリカの踊りにも挑戦しました!

西アフリカに位置するギニア共和国で、伝統音楽を継承する家系(グリオ)に生まれ、楽器造りや演奏活動などを通してアフリカ音楽の魅力を伝えているアラマさん。
奥様のジュバテ麻子さんは、かつて青年海外協力隊としてジンバブエ共和国に派遣され、バレーボールなどを通してスポーツの活性化と青少年の育成に貢献しました。そんな素敵なアラマさん夫妻と4人のお子さんが訪問した盈進中学高等学校で、アフリカ音楽の演奏と踊り、青年海外協力隊の体験談などが披露され、多様な視点から楽しみ、考える異文化講座が行われました。

中学生約100名と高校生約300名を対象に2回に分けて行われた講座では、アフリカの伝統音楽の歌唱あり、民族楽器の紹介、演奏ありと盛りだくさん。もちろん、生徒も西アフリカの太鼓「ジャンベ」を叩いたり、アフリカンダンスを輪になって一緒に踊ったりと、目と耳で楽しむだけでなく、体を使ってエネルギッシュな異文化を体験しました。アフリカの人、踊り、音楽、楽器、衣装、言葉など、すべてが初めての体験という生徒がほとんどで、終始驚きの声や笑い声がたくさん響いていました。

最後は「ありがとう」を意味する「アイニケ」というギニアの言葉で、お礼のあいさつ。帰り際に「本当に楽しかった。一生忘れない!」と言ってくれた生徒の言葉と笑顔がとても印象的でした。

「アフリカ」と聞くと、貧困や飢餓、砂漠化といったネガティブなイメージを抱く人が少なくないかもしれませんが、それは一側面に過ぎません。さまざまな課題を抱えながらも、そこに暮らす人はパワフルで、豊かな音楽や鮮やかな色彩に彩られた生活を送っています。鳥取県からこの講座のためにかけつけてくれたジュバテさんファミリーが、そんな素敵な文化を教えてくれました。アイニケ!

(広島県JICAデスク  上田 愛)