【イベント報告】TICAD VI(第6回アフリカ開発会議)開催に向けた岡山アフリカ勉強会(第3回)

2016年6月22日

今年8月にケニアで第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)が実施されるにあたり、岡山でもアフリカの開発について理解を深めるために、岡山発国際貢献推進協議会、JETRO岡山、JICA中国の3団体が主催となり、岡山アフリカ勉強会を全3回シリーズで開催しています。第3回となる岡山アフリカ勉強会が2016年6月20日に岡山国際交流センター2階国際会議場で行われました。

岡山アフリカ勉強会

第3回岡山アフリカ勉強会では岡山市の大紀産業株式会社がスーダンでの事業の報告を行いました。

岡山県内のNGO/NPO法人や大学、自治体の職員、会社員、大学生ら約30人が参加しました。

第3回の勉強会では、地域でどのような国際協力ができるのか、国際協力によって地域にどのようなメリットがあるのか、ということを考えました。JICA中国所長は、これまでに岡山の団体が発展途上国において草の根の技術協力事業を数多く行ってきたことに触れました。そのような技術協力事業は、地域の良さを見直すことができ、世界にアピールする機会になるため、地域の活性化につながると説明しました。

続いて大紀産業株式会社の安原宗一郎代表取締役社長は、スーダンで行っている『JICA中小企業海外展開支援事業「小規模組合方式によるタマネギ乾燥加工技術導入を通じた小農生産者組合の収入向上案件化調査」』の経過報告を行いました。2016年3月に初めてスーダンを訪れ、プロジェクトサイトであるカッサラ州に食品乾燥機を設置してきた安原社長は、外国送金や機材への関税など様々な困難に直面しながらも、わずか15日の滞在期間の中で、現地で乾燥機を設置し試作品を作り、セミナーで関係者に普及活動をするところまで終えることができたと成果を報告しました。

質疑応答では、日本の機械がアフリカで使えるのか、売れるのかということに興味を持った参加者から、大紀産業の乾燥機の価格、耐久年数、電源など詳細についての質問がありました。また別の参加者からは、途上国のコミュニティ開発には産業を興すことが必要であり、そこに日本の技術が役に立てるのではという意見もありました。質疑応答の最後には「日本では国際協力はボランティアというイメージが強いが、日本にとっても有益な国際協力の形があるのではないか」という問題提起が参加者から出され、それに関する意見交換が行われました。閉会後も、発表者の回りに参加者が集まり、懇談する姿が見られました。

第1回、第2回の岡山アフリカ勉強会の報告は下の関連リンクからご覧ください!