【教師海外研修 派遣前研修】ラオス「を」学び、ラオス「で」考えるために

2016年7月12日

6月25日(土)、今年度の教師海外研修に参加する8名の先生を対象に、JICA中国で派遣前研修を行いました。

日本人の目から見たラオス、ラオス人から見たラオス

ラオスのイメージを全員で共有

すでにチームワークもバッチリ!

研修では、2年間ラオスに駐在していたJICA職員が、日本人の目から見たラオスの人々や文化を話すとともに、現在広島の大学院で学ぶラオス人の方から、現地の食文化や生活習慣、外国人が気を付けるべきことなどを話してもらいました。ラオス料理や首都ビエンチャン、今回の研修で訪問する南部地方の写真などを通じて、ラオスのイメージも豊かになっていったのではないでしょうか。

今回参加する先生達は海外に関心の強い人が多く、個人でも様々な国や地域を旅したそうですが、ラオスは全員初めてとのこと。そこで、現時点で思い浮かぶラオスのイメージを書き出し、参加者間で共有しました。すでに先生達は、訪問国について様々な情報を収集しており、「信仰心が篤い」「托鉢」といった仏教に関するものから、「フランス領だった」「不発弾」といった現在のラオスにも影響を及ぼしている歴史的な内容、「優しい人が多そう」といった民族性にいたるまで幅広いイメージが出されました。これらのイメージが実際にラオスを訪問することでどのように変わるのか、または変わらないのか、参加者自身の変容を見るための素材として、また、現地でラオスの人々と交流する中で彼らの生活や価値観をどのように捉え、どのような形で児童や生徒に還元できるのかを意識するための材料として、この時間に作成した成果物をラオスに持参し、現地での学びを深めていく予定です。

日本の子どもと世界をつなぐため、先生ができること

昨年度参加者の鈴木祐子教諭

出発前の心配や帰国後の授業実践に関する不安を解消してくれたのは、昨年度教師海外研修に参加した岡山市立岡山後楽館高校の鈴木祐子教諭でした。出発前から帰国後の授業実践を見据えて準備をしていた鈴木先生が事前に行っていたこと、参加者間でのコミュニケーションの重要性や現地での過ごし方、授業の組み立て方と成果について発表してもらいました。参加者からも具体的な質問が出て、とても得るものが多い時間となりました。

午前10時から午後6時半まで、たくさんの情報がつまったこの研修は、先生達にとっても大変だったと思いますが、一人一人が熱心に積極的に参加し、とても有意義な時間となりました。次回参加の先生達とお会いするのは8月7日(日)、ラオス出発の前日となります。それまでにラオスでの各訪問先でどんなことを見て知りたいか、それが帰国後の授業実践にどのようにつながりそうか、児童・生徒に何を伝えたいのか、などを自身で問い続けてもらい、10日間の-ラオス海外研修へ赴く予定です。