【JICAだより】ルワンダから現地レポートをお届けします

2016年8月23日

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26年度3次隊 ルワンダ コンピュータ技術
青年海外協力隊 
山本哲也さん(広島県広島市安芸区)
2015年7月19日(日)中国新聞SELECT掲載
※中国新聞社の許諾を得ています

プログラミングを指導

コンピューター言語の基礎を教える山本さん

ルワンダの首都キガリから東へ約65キロ、ムフラ村にある職業訓練校にコンピューター技術隊員として赴任し3カ月が過ぎた。プログラミング言語などの授業を担当すると同時に、現地の先生にパソコンの修理や管理方法などのアドバイスを行っている。

訓練校は全寮制で生徒数はざっと500人。16歳から20代前半の生徒が、私が指導するコンピューターをはじめ、会計と洋裁の3学科で学ぶ。授業は主に英語。コンピューター学科ではプログラミングのほかウェブページを作成する言語などを教える。パソコンで演習問題に取り組み、習熟度を上げる流れだ。

授業ではしかし、言葉の壁が想像以上に高い。かつて授業がフランス語だったためか、先生、生徒とも英語を話せない人が多い。そこで片言のルワンダ語を交えて授業すると生徒たちが心を開いてくれる気がする。授業後、「質問は」と問うと皆が「大丈夫」。ところがサポート役の現地の先生がルワンダ語で説明し始めると質問が出る。私の現地語はまだ十分には通じてないのか、とも感じる。

停電は日常茶飯事。停電すれば授業を板書に切り替える。放課後、電気が通った状態を見計らい、授業を再開するケースもある。
日本に興味を持つ生徒は多い。広島、長崎の名前はほとんどが知り、復興の経緯に関心が高い。日本語を学びたいなどの要望もあり、放課後を利用しジャパニーズクラブを発足させようと考えている。