【JICAだより】ペルーから現地レポートをお届けします

2016年10月21日

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26年度2次隊 ペルー 野球
青年海外協力隊 
手銭 勇輔さん(島根県出雲市)
2016年1月17日(日)中国新聞SELECT掲載
※中国新聞社の許諾を得ています

野球指導 少年たちに夢

手銭さん(後列左の青のユニホーム)と、指導しているクラブチームの子どもたち

ペルーの首都リマで2014年10月から、主に小学生を対象に野球の普及活動と技術を指導している。ペルーで最も人気のあるスポーツはサッカー。野球は競技人口が千人程度のマイナー競技だが、白球を追う子どもたちは野球に大きな夢を持っている。

野球隊員として現在、週3回は12歳以下のペルー選抜チームを監督として指導している。それ以外に小学校単位の1チームと、三つのクラブチームで教えている。クラブチームの一つでは監督もしている。いずれも、指導対象は小学生たちが中心だ。

「米国のメジャーリーグで活躍したい」「日本で野球がしたい」。子どもたちはそれぞれ将来を語る。私が指導しているチームには「監督になってチームを優勝させる」と言ってくれる小学生もいる。子供たちと話をしているとスポーツには夢が詰まっていると再認識させられる。

ペルーは南米に位置するため、一年中太陽がギラギラした熱帯気候のイメージがあるだろう。だが、リマに限っては沿岸を北流するペルー海流の影響によって気温は比較的低く、4月から11月にかけて厚い雲に覆われてどんよりした天気が続くことが多い。しかし、そんな天候も吹き飛ばす朗らかな性格のペルー人に囲まれ、野球指導で充実した日々を過ごしている。

リマでの活動もあと1年を切ったが、残りの活動期間もより多くのペルー人にスポーツの楽しさ、野球の魅力を伝えていきたい。